ヒイラギ(柊)
オシベとメシベの花柱が見えるのでメス株のようです。
ヒイラギ(柊 又は 疼木)
庭木植栽
庭木植栽
分類 : モクセイ科モクセイ属 常緑小低木
学名 : Osmanthus heterophyllus
分布 : 本州(福島県以西)~四国・九州(祖母山)~沖縄の山地に生える。
特徴 : 樹高4~8m、雌雄異株。
葉は長さ4~7cmの楕円形、又は卵状長楕円形で先端はトゲ状に尖る。
葉の縁は鋭いぎざぎざ(鋸歯)が2~5対。
老木になると葉のトゲはなくなり楕円形になる。
11~12月に、葉の腋に芳香のある小さな花(直径5mmほど)が束状にかたまって咲く。
雄株の花は2本のオシベが目立ち
雌株の花はメシベの花柱が発達して実を結ぶ。
果実は翌年の6~7月、黒紫色(直径15mmほど)に熟します。
名前の由来 : 葉のトゲ(刺)に触ると痛むので
古語の『疼(ひいらぐ)=現在では(うずく)』が転訛してヒイラギになったそうです。
メモ=古くから魔除けの木として知られ
表鬼門(北東)にヒイラギ、裏鬼門(南西)にナンテンを植え
鬼門除けにされます。
・クリスマスの飾りとして使われる赤い実のなるセイヨウヒイラギ(西洋柊)は
モクセイ科ではなくモチノキ科の樹木です。
※ データなどは2012年12月投稿記事からの転載です。
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