ツルボ(蔓穂)
ツルボ(蔓穂)
スルボ
サンダイガサ(参内傘)
スルボ
サンダイガサ(参内傘)
分類 : ユリ科ツルボ属 多年草
学名 : Scilla scilloides
分布 : 日本全土
日当たりのいい山野や土手、田の畦などに生える。
特徴 : 地面から直接 20~40cmの花茎を立て
その先端に4~7cmの穂のような花を多数付ける。
花被片(=花弁)は6枚で、花の大きさは7mm前後。
下から順に咲き上がっていきます。
花後、黒い種子が入った袋果が多数できるそうです。
地下には2cmほどのラッキョウ形をした球根(鱗茎)があり、食べられるそうです。
名前の由来 : 一説によると、蔓のような花穂を立てるからというのがあり
またの説に、球根の外皮を剥くと、つるりとした坊主頭に似ることから
「つる坊主」が転じたものというのもありました。
別名のサンダイガサ(参内傘)は
お公家さんが宮中に参内する時、従者に差し掛けさせた傘を畳んだ形に似るためだそうです。
※ データなどは2012年9月投稿記事に加筆修正しました。
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