フェンネル
フェンネル
ウイキョウ(茴香)
ウイキョウ(茴香)
分類 : セリ科ウイキョウ属 多年草
学名 : Foeniculum vulgare
原産地 : 地中海沿岸
特徴 : 草丈1.5~2mにもなる大型のハーブ。
葉は細かく分かれ、線形の糸状になります。
花は、セリ科特有の小さな花が複数付き、パラソル状に咲く。
花弁は5枚で、内側に巻き込み、一つの花の大きさは2mmほどです。
名前の由来 : フェンネルは英名で、ラテン語の「小さな乾し草」の意からきているそうです。
また、ウイキョウは漢名の音読みで、香りを回(めぐ)らすからという説と
果実が魚の香りを回復させることからという説がありました。
メモ=古い時代から栽培されていた草で
日本には平安時代に薬草として渡来したといわれています。
全草に芳香があり、魚料理では臭み消しや炒め物などに使われ
消化促進、咳止めなどの薬効があるということです。
ヨーロッパではダイエットハーブとしても使われるとか。
・この草とよく似たディルというハーブがあります。
見分けるのはとても難しい似たもの同士です。
大きな違いは、フェンネルが多年草に対し、ディルは1年草。
葉を噛むとフェンネルはほんのり甘味を感じ
ディルは爽やかな香りとほろ苦さを感じるということです。
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