カラタチ(枸橘)
カラタチ(枸橘 唐橘 枳殻)
分類 : ミカン科カラタチ属 落葉低木~小高木
学名 : Poncirus trifoliata
原産地 : 中国中部
特徴 : 古くに中国から渡来したもの。
高さ2mほどで、ときに4~6mになる。
枝は緑色でよく枝分かれし
長さ2~5cmの鋭いトゲがあり、触ると痛いです。
葉は3枚に分かれ(3出複葉)、小葉は長さ4~6cmの楕円形。
葉より先、又は同時に、直径3.5cm前後のさみしい白い花が咲きます。
果実は直径3cmほどの球形で、秋には黄色く熟します。
名前の由来 : 唐(から)の国から渡来した橘(たちばな)が転じたものといわれています。
メモ=漢字表記は図鑑によってまちまちでしたので、3つ並べました。
「唐橘」の表記は、ヤブコウジ科のカラタチバナ(唐橘)と同じになり、紛らわしいです。
・昭和30年代の頃までは、カラタチの生垣をよく見かけていましたが
今ではこの木を見つけることが難しくなりました。
数年前には野生化した木を林の道沿いで2~3本見つけていましたが
1本だけになってしまいました。
忘れなければ、秋に熟れた「まろいまろい金のたま」を写してきます。
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