クチナシ(梔子)
クチナシ(梔子)
分類 : アカネ科クチナシ属 常緑低木
分布 : 本州(静岡県以西)~沖縄 常緑樹林の縁などに生える。
特徴 : 下部からよく分枝し、樹高は1.5~3mになる。
枝先の葉腋に花を一つずつ咲かせる。
花の基部は筒状で、先は5~7つに裂け、大きさは6~8cm。
オシベは6個で、花柱は長さ約4cmの棍棒状、よく目立つ。
花の咲き始めは白色をしていて、次第に黄色に変化します。
冬に6つの稜がある赤橙色の実が熟れます。
名前の由来 : 冬に熟れる実が口を開かないので『口無し』が訛ったという説。
他に、果実にある突起部分を嘴に例えて『くちはし』が訛ったという説もあります。
メモ=春のジンチョウゲ(沈丁花)、秋のキンモクセイ(金木犀)と並び
芳香のある代表的な花木として庭木や公園樹などで栽培されます。
果実はオレンジ色をしていて、布の染料として使われる他
たくあんやキントンの着色料としても利用されます。
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