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ハラビロカマキリ(腹広蟷螂)


ハラヒロカマキリ22-3z


ハラヒロカマキキ22-1z


ハラヒロカマキリ22-5z


ハラアヒロカマキリ22-4z
11月下旬撮影


ハラビロカマキリ(腹広蟷螂)

分類 : カマキリ目カマキリ科
体長 : 60~70mm
分布 : 本州~沖縄
 主に低樹木の上で生活し、林縁の草原などでも見られる。
特徴 : 名前は腹広となっていますが
 他種のカマキリに比べると体全体が幅広い。
 前翅中央側縁に明瞭な白い斑紋があり
 (1葉目と4葉目に見えます)
 他のカマキリとの判別の手掛かりになります。
 また、前脚基節(一番手前の部分)の内側に
 3~4個の白黄色いイボ状突起があります。

  (この画像では上から3葉目に僅かに見えます)
名前の由来 : 他のカマキリに比べ腹部が広いことから。



データは2016年10月投稿記事に加筆修正しました。


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ヨツボシクサカゲロウ(四星草蜉蝣)



クサカゲロウ20-1z



クサカゲロウ20-2z



クサカゲロウ20-4z



クサカゲロウ20-5z


ヨツボシクサカゲロウ(四星草蜉蝣 又は 四星臭蜉蝣)

分類 : アミメカゲロウ(脈翅)目クサカゲロウ科
体長 : 15mm内外   前翅長 : 20mm内外
分布 : 日本全土
 平地に見られ、幼、成虫共にアブラムシ、カイガラムシ、ダニ類を捕食する。
特徴 : 夜行性の昆虫。
 同定の理由として
 胸背に黄色の中条があり、前胸の両側に1個の黒斑がある。
 翅は透明で縦に伸びる翅脈といわれるのは緑色で、網目は黒い。
 眼は小さいけど、光沢のある金緑色をして美しい。
 顔面に4~5個の黒っぽい紋がある。
(投稿画像では顔の正面が無く、同定の決め手に欠けます)
 この黒い斑紋が、名前の由来になっています。

名前の由来 : クサカゲロウのクサとは、体色が草色をしているからという説と
 成虫に触れると臭い匂いを出すからという説がありました。
 また、カゲロウとは、飛ぶ姿が陽炎(かげろう)の立ちのぼる様に似ていることから。

メモ=クサカゲロウの仲間の卵は
 葉の裏に横並びの塊のようになって産み付けられます。
 これを「うどんげ(優曇華)の花」と呼ばれたりします。
 優曇華とは、三千年に一度花を咲かせるといわれる架空の花ですが
 なぜ、この卵がそう呼ばれるのかは分かりませんでした。
●クサカゲロウの仲間は数種類あります。
 例えば、クサカゲロウ、ヤマトクサカゲロウ、アミメクサカゲロウ、スズキクサカゲロウ など。
 素人では名前の見極め(同定)が難しく、無難な名前を選択しました。
 間違っていたらご指摘、ご指導ほどよろしくお願いします。



データなどは2014年9月投稿記事に加筆修正しました。



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クロゴキブリ(黒蜚蠊)



クロゴキブリ1z



クロゴキブリ2z
動きは素早い!


クロゴキブリ3z



クロゴキブリ4z
手乗りゴキブリです。
よくよく見ると、黒光りする姿はとてもきれいです。

クロゴキブリ5z



クロゴキブリ6z
室内に入られる前に成仏してもらいました。


クロゴキブリ(黒蜚蠊)

分類 : ゴキブリ目ゴキブリ科
体長 : 25~35mm
分布 : 本州(関東地方以西)~奄美大島
 自然界では主に朽木などを食べていて、人家などに入り込み繁殖しています。
特徴 : 中国南部の原産と考えられていて
 18世紀前期頃日本に上陸したとみられるそうです。
 体は扁平で、濃い栗色の黒光りする大型のゴキブリ。
 触角は体長よりわずかに長く、翅は発達し、よく飛びます。
 また、動きも敏しょうです。
 湿り気のある場所や暗い場所を好み、不衛生な場所にもいて
 雑食性であらゆるものを食べて繁殖するため、衛生害虫とされ嫌われます。

名前の由来 : 黒っぽいゴキブリということから。
 ゴキブリとは「御器(ごき)」を「噛(かぶ)る」からの転訛といわれています。

メモ=ゴキブリもトンボやチョウ、カブトムシなどと同じ昆虫なのに、なぜ嫌われるのでしょうか。
 ゴキブリは不衛生な場所にもいて、汚いからという先入観で見ているからではないかと思います。



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モリチャバネゴキブリ(森茶翅蜚蠊)



チャハネゴキ1z



チャハネゴキ2z



チャハネゴキ3z



チャハネゴキ4z


モリチャバネゴキブリ(森茶翅蜚

分類 : ゴキブリ目ゴキブリ(チャバネゴキブリ)科
体長 : 11~14mm
分布 : 本州(石川県以西)~九州~種子島
 平地~山地の雑木林で多く見られる。
特徴 : 体は黄褐色、半透明の翅を持つ小型のゴキブリで
 胸部背に一対の黒い縦条(たてすじ)があります。
 人家などに棲(す)むチャバネゴキブリの近縁種。
 チャバネゴキブリは汎世界の屋内種で害虫とされていますが
 モリチャバネゴキブリは、森林型で人家に入り込むことはないそうです。
 昼間は落ち葉の下や石の下などの物陰に隠れていて
 夜になると活動を始め、落ち葉や枯れ葉などの枯死植物などを食べる。

名前の由来 : ゴキブリとは「御器(ごき)」を「噛(かぶ)る」からの転訛といわれています。
 森に棲む茶色の翅のゴキブリということで。

メモ=1960年頃まではチャバネゴキブリとモリチャバネゴキブリは混同されていたそうです。
 人家で見かけるチャバネゴキブリと本種との相違点は
 前胸背にある一対の黒い縦条(たてすじ)
 チャバネ…は細く、2本の条がほぼ平行に11のように並んでいるのに対し
 モリチャバネ…は、黒い縦条が後方で接近して
 アルファベッドの「U」が途中で切れたように見えるということです。
 
また、建物などに棲むチャバネ…は飛ぶことはないが
 モリチャバネ…は自由に飛び回るそうです。



データなどは2013年7月投稿記事に加筆修正しました。



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アオヒゲトビナガトビケラ(青鬚長飛螻蛄)



ヒゲナガトビ1z



ヒゲナガトビ2z
玄関の引き戸に止まっていました。


ヒゲナガトビ4z
戸袋の壁に止まっていました。


ヒゲナガトビ5z
小川の側のブロック塀で見かけました。


アオヒゲナガトビケラ(青鬚長飛螻蛄)

分類 : トビケラ(毛翅)目ヒゲナガトビケラ科
体長 : 約6mm   開張 : 18~20mm
分布 : 北海道~四国・九州
 平地の川や沼のそばで見られる。
特徴 : 頭胸部は黒色で光沢があり、眼は赤色です。
 前翅は青緑色を帯びた黒色で、微細な毛があり、光彩があります。
 静止時は屋根形に重ねる姿勢をとります。
 白色と黒色の細かい縞模様になった体長の約2倍ほどの長い触角があります。
 前脚のように見えるのは小顎肢といわれる口の一部だそうです。
 幼虫は水生で、緩やかな流れの川や沼などの中に砂粒で筒状の巣を作り
 落ち葉や藻類を食べて成長するそうです。

名前の由来 : 分かりませんでした。
 多分、青緑色の翅と長い触角を鬚に例えたトビケラという意味だろうと思いますが…。
 トビケラの由来も分かりませんでした。

メモ=最も普通に見られるトビケラの一種だそうですが
 自宅の横を小川が流れているけど、初めて出合った昆虫でした。



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コカゲロウの一種?


サホコカゲロウ1z



サホコカゲロウ4z



サホコカゲロウ5z



サホコカゲロウ3z
近所の調整池の周囲に生えているオナモミの葉にとまっていました。


コカゲロウ
の一種?

分類 : カゲロウ目コカゲロウ科
体長 : 7mm内外
分布 : 北海道~四国・九州
 山地から平地までの河川周辺で見られる。
特徴 : 体色は全体が黄褐色をして、腹部は先端近くまで半透明。
 尾端から伸びる尾毛は2本で長い。
 オスの眼は帽子型の複眼を持ち、その下に基複眼といわれるものがあります。

名前の由来 : コカゲロウの「コ」の漢字表記が分からず、片仮名表記のままにしました。

メモ=このカゲロウの仲間にはサホコカゲロウやシロハラコカゲロウなどがいて
 外見で区別するのが困難な近似種が存在するということで
 コカゲロウの一種として投稿することにしました。
 この昆虫の名前をご存じの方がおられましたらご教示くださると有難いです。



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孵化直後のカマキリの幼虫


ウカカマキリ1z
ブロック塀の一か所に産み付けられた
カマキリの卵鞘から出てきた幼虫たちに出合いました。


ウカカマキリ3z



ウカカマキリ2z



ウカカマキリ4z



ウカカマキリ5z


孵化直後のハラビロカマキリ(腹広蟷螂)の幼虫


ブロック塀の片隅に産み付けられた
ハラビロカマキリの卵鞘(らんしょう)から
孵化したばかりの幼虫に出合いました。

前年の秋に産み付けられた卵鞘は翌年の春に孵化します。
卵鞘には200個ほどの卵が入っていて
孵化は先ず卵鞘の殻を破り、薄い皮を被った前幼虫というものが出て
すぐにその皮を破って幼虫になります。
幼虫は最初のうちは卵鞘の付近にいますが
次第にバラバラになり、散らばっていくそうです。


卵鞘から出てくるところから見たかったのですが
出合ったったときは既に散らばって行く幼虫たちの姿でした。




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プロフィール

トッコス爺

Author:トッコス爺
ご訪問頂き有り難うございます。

老い先短い爺が暇つぶしとボケ防止を兼ね、身の周りで咲く花やチョウ、トンボなどの昆虫、野鳥などをヨボヨボした足取りで見境なく撮り歩き、ブログに投稿するのを1日の楽しみにしています。
生物学者でも園芸家などその道の専門家ではありませんから、投稿前に手元の図鑑やネット図鑑などで名前を調べています。これも楽しみのひとつになっています。
しかし、個々の記事などは、日々衰えていく脳みそが少しでも活性化すればと思って調べた書置きみたいなものですから、間違った記述もあると思います。もし、間違っていたら、それは老いぼれ爺さんの勉強不足のせいなのでありますから、大目に見てくださると有難いです。


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