ヨツボシクサカゲロウ(四星草蜉蝣 又は 四星臭蜉蝣)?
分類 : アミメカゲロウ(脈翅)目クサカゲロウ科
体長 : 15mm内外 前翅長 : 20mm内外
分布 : 日本全土
平地に見られ、幼、成虫共にアブラムシ、カイガラムシ、ダニ類を捕食する。
特徴 : 夜行性の昆虫。
同定の理由として
胸背に黄色の中条があり、前胸の両側に1個の黒斑がある。
翅は透明で縦に伸びる翅脈といわれるのは緑色で、網目は黒い。
眼は小さいけど、光沢のある金緑色をして美しい。
顔面に4~5個の黒っぽい紋がある。
(投稿画像では顔の正面が無く、同定の決め手に欠けます)
この黒い斑紋が、名前の由来になっています。 名前の由来 : クサカゲロウのクサとは、体色が草色をしているからという説と
成虫に触れると臭い匂いを出すからという説がありました。
また、カゲロウとは、飛ぶ姿が陽炎(かげろう)の立ちのぼる様に似ていることから。
メモ=クサカゲロウの仲間の卵は
葉の裏に横並びの塊のようになって産み付けられます。
これを「うどんげ(優曇華)の花」と呼ばれたりします。
優曇華とは、三千年に一度花を咲かせるといわれる架空の花ですが
なぜ、この卵がそう呼ばれるのかは分かりませんでした。
●クサカゲロウの仲間は数種類あります。
例えば、クサカゲロウ、ヤマトクサカゲロウ、アミメクサカゲロウ、スズキクサカゲロウ など。
素人では名前の見極め(同定)が難しく、無難な名前を選択しました。
間違っていたらご指摘、ご指導ほどよろしくお願いします。
※データなどは2014年9月投稿記事に加筆修正しました。
テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真