裏側からの撮影です。
ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)
分類 : 節足動物 クモ目コガネグモ科
体長 : ♀ 20~25mm ♂ 9~12mm
分布 : 日本全土
明るい草原や水田、林の周辺などで見られる。
特徴 : メスの頭胸部は銀白色で、白い毛が密生しています。
腹部は楕円形で後方は尖り
背面は黄色地に細い黒色と白色の横縞模様が数本入ります。
この縞模様には個体差があります。
(近縁種のコガネグモの腹部背面には黄色の太い縞模様が3本あります)
また、脚は黒色と黄色をしていて、コガネグモの脚は黒色と白色です。
オスは全体が黄褐色をしてメスのような斑紋はないそうです。名前の由来 : コガネグモより腹部が長いことから。
メモ=ジョロウグモと同じような場所で見かけるクモです。
ジョロウグモのオスはメスの近くにいることが多く
見つけることは容易ですが
ナガコガネグモのオスを見つけることはできませんでした。
●クモも昆虫も節足動物の一種で、昆虫と間違われることがありますが
クモの体は頭胸部と腹部に二つ分かれ、足は8本です。
昆虫は頭部、胸部、腹部に分かれていて、足は6本です。※データなどは2016年9月投稿記事に加筆修正しました。
スポンサーサイト
テーマ : いきものの写真
ジャンル : 写真
左脚がひとつ欠落していました。
チャスジハエトリ(茶筋蝿取 又は 茶筋蝿捕)♂
体長 : 8~11mm前後 メスがやや大きめ
分布 : 本州(関東地方以西)~南西諸島
家の中で普通に見られるハエトリグモ
特徴 : 壁面などに管状の巣を作り
その周辺を徘徊しながら獲物を捕ります。
体色は褐色が基本だそうですが、オスは黒色に近く、メスは暗褐色。
オスの頭胸部と腹部中央部及び側面に太く白い縦筋が入りますが
メスの薄褐色筋は頭胸部及び腹部中央部のみで、側部にはありません。
また、メスの腹部中央後方寄りには白い斑紋があります。
危険を察するとピョ~ンピョンと跳んで逃げます。名前の由来 : 情報は見当たりませんでしたが
茶色の体色に太い筋があるハエトリグモということからだと思います。
メモ=近似種にミスジハエトリ(三筋蝿取)がいましたが
頭部は角ばっていて、目の周りが赤茶色だということで
チャスジハエトリと判断しました。
間違っていたらゴメンナサイね。※データなどは2018年7月投稿記事に加筆修正しました。
テーマ : いきものの写真
ジャンル : 写真
サツマノミダマシ(薩摩の実騙し)
分類 : クモ目コガネグモ科
体長 : 10mm前後
分布 : 本州~南西諸島
平地から山地にかけ、陽当たりのいい草地や森林に見られる。
特徴 : 頭胸部は褐色を帯び、腹部は卵形をして前方がやや大きく
鮮やかな黄緑色をした、きれいなクモの一種といわれています。
また、腹部の両側には黄色い帯状の斑紋があります。
歩脚は黄褐色で、各節末端は赤褐色をしています。
夜行性のクモで、夕暮れ頃から円形の網を張って昆虫などを捕獲し
昼間は網をたたんで草木の葉の上で休むそうです。名前の由来 : 京都府の北部や福井県の一部でハゼノキ(櫨)のことをサツマと呼ぶそうで
そのハゼの若い実の色に似ていることからで
鹿児島の薩摩とは関係ないという説がありました。
メモ=このクモによく似た類似種に
腹部の両側が黒い「ワキグロサツマノミダマシ」がいます。
※データなどは2017年9月投稿記事に加筆修正しました。
テーマ : 動物の写真
ジャンル : 写真
↑ 4葉は同一個体で18時過ぎに撮影。
この1葉は裏側から昼12時過ぎに撮影。
オニグモ(鬼蜘蛛)多分?
分類 : 節足動物 クモ目コガネグモ科体長 : ♂ 15~20mm ♀20~30mm
分布 : 日本全土
主に人家周辺に多く、山地でも見られる。
特徴 : 体は灰黒色をしていて、腹部前方両肩が角ばっています。
又、腹部背面には縦に波状紋があります。
普通は、日中は家屋の軒下などに潜み
夕刻から円形の網を張って捕食活動をし、朝に網を取り壊すそうです。
しかし、地域や気象状況によっては網を取り壊さないこともあるそうです。
オニグモ類中最大といわれています。名前の由来 : 分かりませんでしたが、
大きなクモということからではないかと思います。
メモ=「腹部両肩が角ばったクモ」で検索したら、オニグモが出てき
手元の画像と一致する部分があったので
体長に違いがあるようでしたが、オニグモとして投稿することにしました。
間違っていたら、ご指摘ご指導のほどよろしくお願いします。
テーマ : 動物の写真
ジャンル : 写真
撮影から約1月遅れの投稿です。
ネコハエトリ(猫蝿捕蜘蛛)♀(多分)
分類 : 節足動物 クモ目ハエトリグモ科
体長 : 10mm前後
分布 : 日本全土
平地~低山地の林の縁、公園、人家周辺などに広く生息。
特徴 : メスは全身が淡い褐色で、頭頂部は濃い褐色をして
オスは、腹部以外が黒色、腹部は明るい褐色をしているそうですが
成長の過程で模様や色彩はメス、オスとも様々な個体差があるそうです。
また、メス、オスとも脚に灰色や黒色の毛が密生しています。
動作は跳ねるように素早く歩き、小さな昆虫を捕食するということです。名前の由来 : ネコハエトリの「ネコ」は
動作や捕食行動がネコ科の動物の動きに似ているから。※データは2018年8月投稿記事に加筆修正しました。
・前回投稿の「テーマ」は「生き物」でしたが
今回は「生き物」の選択肢がなく「動物の写真」を選択しました。
テーマ : 動物の写真
ジャンル : 写真
↑ ↓ 花はジニアです。
↑ ↓ 花はコスモスです。
ハナグモ(花蜘蛛)
分類 : 節足動物 クモ目カニグモ科
体長 : 4~7mmほど
分布 : 日本全土
公園や人家周辺の花壇などの草の葉の上、花の上で見られます。
特徴 : 網を張らず、草や花の上に潜み獲物を待つ、きれいな小さなクモ。
メスの頭胸部と脚は緑色。
腹部は丸く黄白色で、背に褐色の斑紋があり、この斑紋は個体差があります。
第1、2脚は長く、この脚を大きく広げて獲物を待ち伏せるのだそうです。名前の由来 : 花に依存しているクモということから。
メモ=近似種にコハナグモ(小花蜘蛛)がいます。
体長はハナグモにに比べるとやや小さいようで
腹部の背の斑紋に違いがあるそうですが、両種ともに個体差があり
初心者の私では見分けることができませんでした。
あるサイトによると、コハナグモは山地寄りに多く見られるとあり
ハナグモとして投稿しました。
間違っていたらご指摘、ご指導のほどよろしくお願いします。
テーマ : 生き物の写真
ジャンル : 写真
頭胸部と腹部の間に水滴がついていました。
チュウガタシロカネグモ(中型白金蜘蛛)
分類 : 節足動物 クモ目アシナガグモ科
体長 : 10mm前後
分布 : 本州(中部地方以西)~沖縄
草の間や庭木の間などに網を張る小さなクモ。
特徴 : ほぼ腹面を上にして網を張っています。
腹部は白い金属光沢をした地肌に黒色の条が入っていて
腹部前方の両端が盛り上がって一対の黒点があり
腹部下面に白い斑紋が見られます。名前の由来 : シロカネグモとは、銀色の地肌をしていることからで
この仲間にはオオシロカネグモやコシロカネグモがいて
その中間ほどの大きさのシロカネグモということから。
因みに、オオシロカネグモの大きさは12mm前後
コシロカネグモは7mm前後だそうです。
※データなどは2018年8月投稿記事からの転載です。
テーマ : 生き物の写真
ジャンル : 写真