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フェイジョア


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フェイジョア (学名読み)
パイナップルグァバ 

分類 : フトモモ科アッカ(フェイジョア)属  常緑小低木
学名 : Acca sellowiana (=Feijoa sellowiana)
原産国 : 南米(ウルグアイ パラグアイ ブラジル南部)
特徴 : 樹高2mほどですが、手入れしないままだと5~6m。
 葉は卵状楕円形の長さ5~7cm、幅2~4cm。
 葉の表面は光沢があり、裏面は綿毛が密生して白く見えます。
 葉の腋に径は3~5cmの花が1~3個付きます。
 花弁は厚く、外側は白色、内側は紫紅色で内巻きに巻き込みます。
 花弁より鮮紅色のオシベが目立つ花で、オシベの長さは2cm前後です。
 果実は秋に熟れ、果皮は緑色をした長さ5cm前後の球状の楕円形。
 果肉はパイナップルのような香りがあり、生食やジャムなどにするそうです。

 (果実はまだ見たことがありません)
名前の由来 : 英名の feijpa の音読みであり、旧属名読みでもあります。
 学名のアッカは、古代ヘブライ語の「熱い砂」の意だそうで
 旧学名のフェイジョアは、ポルトガルの博物学者フェイジョさんの名前からとも
 スペインの植物学者フェイホアさんの名前からという説もあるようです。
 別名のパイナップルグァバは、果実がパイナップルの香り、花がグァバに似ることから。




データなどは2018年6月投稿記事に加筆修正しました。


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テーマ : 季節の花たち
ジャンル : 写真

ラズベリー 花と果実


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↑  2葉は4月中旬撮影


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ラズベリー 花と果実
キイチゴ(木苺)
ヨーロッパ・キイチゴ

分類 : バラ科キイチゴ属  落葉低木
学名 : Rubusu idaeus
原産地 : ヨーロッパ
特徴 : 野生種は林に生える。栽培園芸品種は多数。
 樹高1~2m。
 葉は5~7個の小葉を持つ複葉。
 小葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、先端部は鈍く尖ります。
 葉の腋に径3cmほどの白い5弁花が咲きます。
 花後に径2cmほどの集合果を付け、赤く熟します。

名前の由来 : ラズベリーは英名(Raspberry)の音読みから。
 キイチゴとは、木に果実がなるイチゴということから。

メモ=ラズベリーとは英名で、広くはバラ科キイチゴ属に属する植物の総称です。
 日本に自生するキイチゴ属には
 クサイチゴ、カジチゴ、ナワシロイチゴ、フユイチゴなどがあり
 全世界では400種はあるそうです。
 そこで、単にラズベリーといえば栽培される品種のヨーロッパ・ラズベリーを指し
 他に、アメリカン・ラズベリーという品種もあるそうです。



テーマ : 花・植物
ジャンル : 写真

ザクロ(柘榴)


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ザクロ(石榴 又は 柘榴)
ミザクロ(実柘榴)

分類 : ミソハギ(ザクロ)科ザクロ属  落葉小高木
学名 : Punica granatum
原産地 : 小アジア~ヒマラヤ地方
特徴 : 樹高3~6m。
 よく枝分かれし、刺状になった短い枝が出る。
 葉は長楕円形の長さ3~6cm、幅1~1.5cmで、表面は光沢があります。
 葉の腋から短い花柄を出し
 肉厚、筒状の長さ2~3cmの萼(がく)を破るようにして花が咲きます。
 花径3~5cm、花弁は6個で薄く、しわがあります。
 秋に径5~7cmの球形の果実が熟れると不規則に割れ
 中には赤くて透明な果肉を被(かぶ)った種が多数入っています。
 種子の周りにつく果肉は甘酸っぱく、ジュースにされたりします。
名前の由来 :原産地のイランのザクロス山脈に由来するという説や
 漢名の「石榴(せきりゅう)」の音読みという説もあります。

メモ=ザクロには多くの品種があるそうで
 実の生るものは「実ザクロ」
 花を鑑賞する八重咲き、絞り、覆輪などの品種を「花ザクロ」というそうです。
 又、盆栽などに適している矮性(わいせい)の「姫ザクロ」という品種もあります。



データなどは2013年6月投稿記事に加筆修正しました。


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ジャンル : 写真

マルベリー…花と果実


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↑  3葉は3月下旬撮影。
雄花は見つからず、すべて雌花(めばな)です。


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↑ 2葉は完熟前と完熟したマルベリー(=桑の実)です。

マルベリー 
…花と果実
クワノミ(桑の実)

(品種名が分からず、マグワ(真桑)のデータを参考にしています)
分類 : クワ科クワ属  落葉高木
学名 : Morus alba
 原産地 : 中国 朝鮮半島
特徴 : 樹高10~15mになるが、栽培種は剪定され背丈ほどで抑えられる。
 葉は先が尖った楕円形、又は5裂した長さ6~15cmほど。
 雌雄異株又は雌雄同株で
 本年枝の葉の腋から細い円筒形の花の集まり(=尾状花序)を3~4cm伸ばします。
 雌花(雄花)には花弁はなく、メシベ(=花柱)の先はは2裂しています。
 果実は集合果で、薄橙色~赤色へと変化し、完熟すると濃赤紫色になり、食用として美味です。
 園芸品種が多数あるそうです。

名前の由来 : マルベリーは英名(mulberry)から。
 クワの品種は世界に1000種以上あるそうで
 マルベリーは、そうしたクワの総称ですが
 狭義としては食用として栽培される品種のことを指すことがあるようです。
・桑の実のクワとは、「蚕(かいこ)が食べる葉」を「食葉(くは)」に
 又は「蚕葉(こは)」が転化したといわれています。



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ブドウ(葡萄)


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↑ 3葉と ↓ 2葉は別の品種です。
小さくて目立たない花なので見逃しやすいです。


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ブドウ
(葡萄)

分類 : ブドウ科ブドウ属  つる性落葉低木
学名 : Vitis spp.
原産地 : 中央アジア~黒海 カスピ海沿岸 又は北アメリカ東部
特徴 : ヨーロッパ系とアメリカ系の品種があり
 古くから栽培され、世界各地へ伝播され、様々な栽培品種が作出されているそうで
 その数5000種とも1万種ともいわれています。
 日本には明治初期、欧米から多くの品種が入ってきて栽培されるようになり
 現在の主な産地としては山梨県や長野県、山形県などがあります。


 茎には葉と対生する巻きひげがあり、他のものに絡みながら生長します。
 葉は掌状(品種により異なります)で両側に切れ込みがあり、長さ10~30cm。
 葉の腋から15~20cmほどの花柄を出し
 花穂に小さな黄緑色の5弁花を多数つけます。
 一つの花は3ミリほどと小さく、最初5枚の緑色をした花弁は上部でくっついていて
 開花すると帽子を脱ぐように落ち、オシベ5本とメシベ1本が出てきます。
 品種によって異なりますが、9~10月頃、球形の果実が房状に垂れ下がり
 紫黒色や緑色、淡紅色などに熟れます。

名前の由来 : 漢名「葡萄」の音読み。
 ギリシア語の「Botrus=ボトルス」が中国に渡るときに「葡萄」と呼ばれるようになり
 日本でもそのまま使われるようになり
 ボトルスの発音から「ブドウ」という和名になったそうです。

メモ=栽培品種には生食、ワイン、ワイン酢、干しブドウなどに供される品種があり
 生食用品種にはデラウエア、ベリーA、ピオーネ、巨峰、シャインマスカットなどがあり
 ワイン用としては、カアルネ・ソーヴィニヨンなどがあり
 また、干しブドウ(=レーズン)用としては、サルタナなどがあるそうです。



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カキノキ(柿木)


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↑ 3葉は雄花(おばな)

↓ 2葉は雌花(めばな)

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カキノキ(柿木)

分類 : カキノキ科カキノキ属  落葉高木
学名 : Diospyros kaki
原産地 : 東アジアの温帯地域
 日本には中国から奈良時代に渡来したとされます。
 日本に自生するヤマガキは本州~四国・九州
特徴 : 自生種のヤマガキ(山柿)の樹高は5~15m。
 (以下は一応ヤマガキのデータとして記します)
 葉は広い楕円形~卵状楕円形の長さ7~15cmで
 表は光沢があり、裏には褐色の毛が密生しています。
 1本の木に雌花(めばな)と雄花(おばな)が別々に咲く雌雄同株ですが
 品種によっては雌雄異株もあるそうです。
 雌花も雄花も葉の腋(わき)に付き
 雄花は壺形の長さ1cmほどで、多数集まって咲きます。
 雌花は萼が大きく、長さ1.5cmほどで、一つずつ咲きます。
 秋に径5~8cmほどのやや平べったい球形の果実が黄赤色に熟れ
 果実は「柿=かき」と呼ばれます。

名前の由来 : 諸説あり、実がつやつやして輝いていることから「輝き=かかやき」転じて「カキ」。
 果実の「赤い木=あかき」などが転じて「カキ」になったなどがありました。

メモ=栽培品種は100を超えるといわれていて
 その中でも甘柿の「富有柿」や「次郎柿」
 渋柿では「平核無(ひらたねなし)」や「刀根早生」などが有名だそうです。
●日本から18世紀末にヨーロッパに伝わり、その後アメリカにも伝わったことから
 学名には「kaki」の名がついていて、外国での果実の呼び名も「KAKI」です。



データなどは2018年5月投稿記事に加筆修正しました。


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セイヨウミザクラ(西洋実桜)


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セイヨウミザクラ(西洋実桜)
オウトウ(桜桃)

分類 : バラ科サクラ属  落葉高木
学名 : Prunus avium(=Cerasus avium)
原産地 : 西アジア~ヨーロッパ等
特徴 : 明治初期に渡来したといわれ
 主に山形県、福島県、長野県で栽培されています。
 樹高15~30m。
 葉は先が尖る卵状楕円形の長さ6~12cmほど。
 花は葉の展開とほぼ同時に開花し
 オシベはソメイヨシノなどの観賞用のサクラより長く
 径3cmほどの白い花が3~6個かたまって咲き、萼片は反り返ります。
 花後に径2.5cmほどの果実が熟れます。
 果実の形は主に球形ですが、卵形やハート形などがあり
 色も紅や黄、濃紫など品種によって異なり
 果実はサクランボと呼ばれます。

名前の由来=セイヨウミザクラとは漢字表記そのもの。
 オウトウとは、桃に似た実をつける桜、ということで。
 サクランボとは、「桜の子=桜の坊=さくらのぼう」がなまってサクランボに。

メモ=オウトウ(桜桃)とは本来、中国原産のシナミザクラ(支那実桜)のことで
 セイヨウミザクラとオウトウとは別の品種で
 正確にいうならば、セイヨウミザクラの別名をオウトウとするのは誤用だそうです。
 
 


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プロフィール

トッコス爺

Author:トッコス爺
ご訪問頂き有り難うございます。

老い先短い爺が暇つぶしとボケ防止を兼ね、身の周りで咲く花やチョウ、トンボなどの昆虫、野鳥などをヨボヨボした足取りで見境なく撮り歩き、ブログに投稿するのを1日の楽しみにしています。
生物学者でも園芸家などその道の専門家ではありませんから、投稿前に手元の図鑑やネット図鑑などで名前を調べています。これも楽しみのひとつになっています。
しかし、個々の記事などは、日々衰えていく脳みそが少しでも活性化すればと思って調べた書置きみたいなものですから、間違った記述もあると思います。もし、間違っていたら、それは老いぼれ爺さんの勉強不足のせいなのでありますから、大目に見てくださると有難いです。


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