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アオメアブ(青目虻)


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アオメアブ(青目虻)

分類 : ハエ(双翅)目ムシヒキアブ科
分布 : 本州~沖縄
  河川敷、水田周辺、草地などの比較的明るい所で見られる。
体長 : 20~30mm   前翅長 : 18~24mm
特徴 : 全体が黄褐ないし赤褐色。
 複眼は日光を反射して緑青~オレンジ色に輝き、美しいです。
 顔面には黄白色の長い毛が生えています。
 胸部背面には黒褐色の縦条(たてすじ)が見られます。
 脚は黒色で脛(すね)は鮮やかな黄褐色をしています。
 肉食性のアブで
 飛びながら獲物を捕まえるので、脚には鋭い刺が生えていて
 甲虫やトンボ、ハエなど小~中型の昆虫を捕えて体液を吸います。

名前の由来 : 青い目をしたアブということで。



データなどは2016年7月投稿記事に加筆修正しました。

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テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真

シオヤアブ(塩屋虻)♂


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シオヤアブ(塩屋虻)

分類 : ハエ(双翅)目ムシヒキアブ科
分布 : 日本全土
 陽当たりのいい草地、林の周辺などで見られる。
体長 : 23~30mm  翅長 : 15~20mm
特徴 : 全体が黄白色の長い毛で覆われ
 背中中央には暗色の縦条(たてすじ)が2本入っています。
 オスの尾端に純白の毛の塊を付けていて、メスにはありません。
 甲虫やハエ、ハチなど他の昆虫を捕え、体液を吸います。
 飛翔中の昆虫を追い、脚でわしづかみにして捕え
 鋭く太い口吻の一撃で獲物を即死させるそうです。
 交尾したままや、捕えた昆虫を口吻で吊るして飛ぶ習性があります。
 幼虫は地中のコガネムシ科の幼虫やネキリムシ類を捕食するそうです。

名前の由来 : オスの尻先の白毛が塩を吹いたように見えることから。

メモ=美しい緑色の目をしたアオメアブ(青目虻)と同じムシヒキアブの仲間で
 目の色を除けば体長や姿もほぼ同じで、よく似ています。
 ある図鑑では獰猛(どうもう)なアブと書かれていますが
 ウシアブのように人を襲ったり刺したりすることはほとんどなく
 幼虫はネキリムシなどを捕食するので、益虫といわれます




データなどは2014年7月投稿記事に加筆修正しました。



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ホリカワクシヒゲガガンボ(堀川櫛鬚大蚊)


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夜部屋に入ってきたのを牛乳瓶に閉じ込め、翌朝撮ったものです。


ホリカワクシヒゲガガンボ(堀川櫛鬚大蚊)

分類 : ハエ(双翅)目ガガンボ科
体長 : 20mm前後
分布 : 本州~四国・九州
 平地~低山地の雑木林周辺などに見られ、灯火にも飛来。
特徴 : 胸部は黄褐色~赤褐色~黒色をしています。
 腹部は黄橙色と黒色の縞模様です。
 脚は長く、黄橙色で脚節部分が黒色です。
 翅には黒色の斑紋があります。
 オスの触角は長く櫛歯状で、メスの触角は短く数珠状をしています。
 シリアゲムシのように尻をあげてとまっていたので、名前を見つけるに手間取りました。
 幼虫は腐葉土の中で生育するそうです。

名前の由来 : クシヒゲガガンボとは、オスの触角の形状からということは分かりましたが
 ホリカワ(堀川)の由来は分かりませんでした。
 なお、ガガンボとは、蚊の中の乳母の意で「蚊ヶ母(ががんぼ)」が転じたものだそうです。
 また、ガガンボの別名をカトンボ(蚊蜻蛉)ともいいます。

メモ=類似種にベッコウガガンボがいるそうですが、前翅基部の透明部分が狭く
 翅端部の黒斑が小さいそうです。



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コンボウナガハリバエ(棍棒長針蝿)


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コンボウナガハリバエ(棍棒長針蝿)

分類 : ハエ(双翅)目ヤドリバエ科
体長 : 10~13mm
分布 : 北海道~四国・九州
特徴 : 脚が長く、全体は黒く、腹部は棍棒状で光沢があります。
 また、腹部背の各節に沿って白い縞模様が見られ
 長い毛が目立ちます。
 成虫は樹液や花の蜜などを餌にするそうで
 幼虫の寄生主は不明だそうです。

名前の由来 : (名前からそれらしき想像はできますが…)

メモ=名前の漢字表記図鑑は見当たらず、私の独断で表記しました。
 同定などに間違いがありましたら、ご指摘ご指導のほどお願いします。



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クロバネツリアブ(黒翅吊虻)



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クロバネツリアブ(黒翅吊虻 又は 黒翅長吻虻)

分類 : ハエ(双翅)目ツリアブ科
分布 : 本州~沖縄
   平地の河川敷などに生息
体長 : 14~18mm
特徴 : 体はビロード様の黒色で、顔面は橙黄色。
  腹部第3節と尾端の2節に白色の帯が入っています。
  翅は黒色をしていて、名前の由来になっています。
  成虫は花の蜜や花粉を食べ
  幼虫は寄生性と考えられているそうです。

名前の由来 : ツリアブとは、空中に吊り下げられたように静止することから。

メモ=2016年に同じこのアブを投稿していますが
  ほぼ目の高さからの撮影でした。
  今回出合ったのは地面に止まったところでした。
  お時間があれば
2016年7月18日をクリックして頂ければ
  前回の記事が別窓で開きます。



データなどは2016年7月投稿記事からの転載です。



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ミナミヒメヒラタアブ(南姫扁虻)



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花はヒメジョオン(姫女苑)です。

ミナミヒメヒラタアブ(南姫扁虻)

分類 : ハエ(双翅)目ハナアブ科
体長 : 8~9mm
分布 : 本州~四国・九州
特徴 : 胸部は銅黒色で縦帯が見られます。
  腹部は黄色で幅広い黄赤色の横帯があります。
  オスの腹部は筒状でメスはやや膨らみ、複眼は頭上で離れる。
  幼虫は草花のアブラムシやカイガラムシを食べて暮らし
  成虫は花の蜜や花粉を餌にするそうです。

名前の由来 : 小さく扁(ひら)たいアブということで。
  ミナミ(南)については分かりませんでした。
  以前はキタヒメヒラタアブといっていたそうです。

メモ=ヒラタアブの仲間には数種いて名前の判断(同定)が難しいです。
  間違った名前で投稿していたら、ご指摘ご指導のほどお願いします。



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クロヒラタアブ(黒扁虻)



クロヒラタw1z



クロヒラタw2z



クロヒラタw3z

↑  メスは両複眼が頭上で離れます。


↓  オスは両複眼が頭上で接しています。

クロヒラタm1z



クロヒラタm2z



クロヒラタm3z


クロヒラタアブ(黒扁虻)

分類 : ハエ(双翅)目ハナアブ科
分布 : 本州~四国・九州
  丘陵地の林縁~平地の畑地、公園、人家の庭などで見られる。
体長 : 10~12mm
特徴 : 腹部は黒色で3本の細く白い縞模様が目立ち
  胸部の背面は黒褐色。
  成虫は花の蜜や花粉を食べ、幼虫はアブラムシの仲間を食べる。
  4~11月に出現し、成虫で越冬するそうです。

名前の由来 : ヒラタアブの仲間で体が黒色なことから。

メモ=類似種にニッポンクロヒラタアブがいるそうですが
  クロヒラタアブとの違いは
  交尾器を顕微鏡で見ないと区別がつけにくいそうです。



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プロフィール

トッコス爺

Author:トッコス爺
ご訪問頂き有り難うございます。

老い先短い爺が暇つぶしとボケ防止を兼ね、身の周りで咲く花やチョウ、トンボなどの昆虫、野鳥などをヨボヨボした足取りで見境なく撮り歩き、ブログに投稿するのを1日の楽しみにしています。
生物学者でも園芸家などその道の専門家ではありませんから、投稿前に手元の図鑑やネット図鑑などで名前を調べています。これも楽しみのひとつになっています。
しかし、個々の記事などは、日々衰えていく脳みそが少しでも活性化すればと思って調べた書置きみたいなものですから、間違った記述もあると思います。もし、間違っていたら、それは老いぼれ爺さんの勉強不足のせいなのでありますから、大目に見てくださると有難いです。


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