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新型ワクチン顛末記


新型コロナワクチン顛末記

新型コロナワクチン4回目接種に行きました。
1~3回ともファイザーの接種で
1、2回目までは副反応の発熱がありましたが
記憶に残るほどではありませんでした。
しかし、3回目の接種では翌日には38度超えの熱が出て
翌日は朝からずっと床に伏している状態でした。

こういう状態だったので、4回目の接種案内が届いても
また3回目のような副反応が起きるのでは辛いなと思っていました。
ある医師に4回目を接種しないといけないのだろうかと尋ねたら
気持ちの支えにはなるでしょう、とおっしゃったこともあり
暫くそのままにしていました。

しかし、あちこちから聞こえてくる声は、4回目を接種しているのとしないとでは
特に高齢者にとっては、感染する確率は違うようだということで
渋々ながら、4回目接種の申し込みをしました。

接種医療機関は、自宅近くの医院で8月22日に予約が取れましたが
当日3日前になって医師がコロナにかかったので
延期させてもらいたいとの連絡を受け、8月30日に延期しました。

当市のワクチンは3回まではファイザーが多かったようですが
4回目はモデルナになっていました。

接種した当日は左肩あたりの痛みもなく、いつものように夜を過ごし、床に就きました。
ところが、翌朝になったら左肩は痛むし、体温を計ったら39度を超えていました。
早速、医療機関からもらった解熱剤のカロナールを服用しました。
この解熱剤ですぐに熱が引くかと思ったら、そうは簡単に熱は引ません。
それに加えて頭や手足が平常ではなくなり、立ち上がろうとすると力が入らず
やっと立ち上がったら、体が右に左に傾く有様で
熱が引かぬままふらふらしながら1日を過ごしました。


翌朝早くの体温は平熱に戻っていましたが
朝8時ころの体温は38度を少し超すほどにまた上がっていました。

接種した医院からもらった解熱剤は3回分だったので
このまま熱が下がらなければ解熱剤がまた必要かなと思っていたところ
午後になって平熱に戻りました。

このような症状が出るのは
ワクチンが抗体を作っているので、いいことだという医師もおられますが
注射をした左肩の痛さや39度超えの熱が出たりするワクチンは
この4回でもうおしまいにしてもらいたいと思っています。

ということで、
投稿する画像の準備ができないので
2~3日休むことにします。



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新しいパソコンは届いたけど…


新しいPCが届きました。

いろいろお騒がせしましたが
昨日の午後に新しいパソコンが届きました。

しかし、パソコンに関しての知識はほとんどないに等しいので
セットアップなど、パソコンが立ち上がるまでの作業は家電店主にお任せし
さしより、ここのブログに入られるようにしてもらいました。

さて、これから画像の取り込みや
画像処理などのソフトをダウンロードして前に進まなければなりませんが
10年も同じような手順が当たり前になっていたのが
今日からは何もかも新しくなるので
80歳を超えた爺さんの脳がてきぱきと反応してくれるか心細いものです。

それでもここのブログを続けるのが、私が元気で生きている証みたいなものなので
頑張ってみようと思っています。




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お断り

お断り

いつも変わり映えしないブログを見に来てくださり、有り難うございます。

一昨日の朝、いつものようにパソコンの電源スイッチを押し
画面が立ち上がるのを待っていたところ
電源が入っていることを知らせる明かりが数秒後に消えるようになり
画面が立ち上がらくなりました。

そこで、メーカーの「故障診断」のコンタクトセンターに電話を入れ
指導を仰いだところ、画面が立ち上がり、通常通りに動くようになり安心しました。

ところが、昨日の朝も一昨日と同じような症状が起きて立ち上がらなくなり
再度コンタクトセンターの指導を仰ぎましたが、昨日は立ち上がりませんでした。
どうやら電源関係の回路が故障しているらしいということで
(今使っているこのパソコンは10年前に購入したものです)
いつもお世話になっている家電店に新しい品を注文しました。

家電店の店主が商品の打ち合わせのため家に来たそのついでに
故障したパソコンを見てもらったところ、画面が立ち上がりました。

そこで、昨日はパソコンが立ち上がっている間に、ため込んでいるデータを
外付けのハードデスクに移し替える作業で半日を費やしました。

この記事は6月23日に書いた予約記事です。
今日はこうやって記事を書いているけど、明日は立ち上がるという保証はないようです。

ということで、25日以降の更新が途絶えるかもしれませんので
その節はよろしくお願いいたします





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国民学校1年生の夏



毎日暑い日が続いて、花、虫、鳥撮りも怠りがちになっています。
そろそろ身辺整理でもしようかと、サイドボードを開けたら
埃をかぶった1冊のスクラップブックが目に入りました。
ページをめくったら、地元紙に寄稿した駄文の切り抜きがありました。
日付を見たら昭和55年8月でした。33年前の原稿です。
少し長めの文章でしたが転記しました。

拙い文章ですが、お付き合いくだされば有難いです。
若い人たちには、今では死語になっているような単語が出てきますがお許し下さい。









国民学校1年生の夏
垂●敏●

 あの日、昭和20年8月15日は確かに暑かった。
 庭に植えられたアオギリには蝉の声が忙しかった。
 くさむらのあちこちではキリギリスの間延びした翅音が、その日の暑さを確かめているようであった。
 庭の片隅にはヒマ(蓖麻=トウゴマの別名)が自分の背丈より高く生茂り、ヒマの間をかきわけて外へ出ると、下肥の臭いが地熱と共にわき上がってきて、田んぼが見渡せた。
 そこではお百姓さんたちが丹精こめて育てた稲が勢いよく青々とした葉を立てて、秋の実りを待っているのであった。

 私たちは昭和20年4月、国民学校初等科1年生として入学した。
 入学と同時に教えられたのは、避難の仕方であった。
 空襲警報のサイレンが鳴ると如何にして早く校庭に集まり、自分の町内の班に入り、上級生の指示に従って下校するかであった。
 既に大牟田では敵機(B29)が来襲し、延命公園の高射砲台から何発もの弾がB29めがけて打ち出されていたが、命中したという話は聞かなかった。
 私たちの登下校はランドセルの外に防空頭巾を背負い、下級生は上級生のいいつけをよく守り、二列縦隊になって進まねばならなかったし、「気ヲツケ!前ニナラエ!」の言葉は入学して間もなく日常化したものだった。
 終戦までの約四ヵ月、私たちの勉強というものは、ただ「アカイ アカイ アサヒ アサヒ」と書かれた国語の教科書の一頁を覚えたに過ぎず、その他に何を教わったのか、全く覚えていない。
 授業が始まると空襲警報のサイレンが鳴り、すぐ校庭に集まって上級生の指導で下校という繰り返しでは、勉強どころではなく、集団生活の訓練であったような気がする。
 今でも時々火災のサイレンが聞こえると、あの頃の空襲警報を思い出す。長く鳴り響くサイレンの音で、私たちは校庭に集まり、急ぎ帰宅するのであった。そうこうするうちにブウンブウンと不気味な爆音がかすかに聞こえてき、やがてはるか上空を銀色に輝く憎っくきB29が編隊で姿を現すのであった。その恐怖感というのは、いつ自分の頭上に爆弾が落とされるかというものであり、それは子供心にも死の恐怖感につながるものであった。
 ゆうれいやお化けが怖くなったのは戦争が終わってからである。その頃の私たちの前にはゆうれいやお化けもどこかへ疎開していなかったのではなかろうか。

 私は大牟田一回目の空襲があったのち、姉と二人で叔母に連れられて山鹿に疎開した。
 さすがにここは大牟田と違い、ひんぱんには空襲警報のサイレンは鳴らず、ある程度のんびりした生活を送ることが出来た。
 大牟田三回目の空襲はここ山鹿でも空襲警報が発令され、防空壕の入り口に立って大牟田の夜空を眺めていた。そして、焼夷弾(しょういだん)が雨のように落とされるのをちょうど花火を見るような気持ちで見ていたのである。自分の家が焼けているのも知らず。
 それから間もなくして、あの日がやってきた。
 暑かった。太陽は頭上にあって屋根を焦がしていた。雲ひとつなかった。
 正午から偉い人の放送があるからといって、その日は早めの昼食をとり、叔母は姉と私を残して緊張した面持ちで近所にラジオを聞きに行った。私たちは不安な気持ちを抑えて叔母の帰りを待った。やがて叔母は目を真っ赤にして帰ってきた。
 戦争が終わったのを知った。
 私はぼんやりした気持ちで蝉が忙しく鳴く声を聞きながら、戦争が終わったというのはどんなことだろうかと考えていた。
 空襲警報のサイレンは鳴らないのだろうか、防空頭巾を被り、じめじめした防空壕に入ってB29が遠ざかるのを今か今かと不安におののきながら待たなくてもいいのだろうか、などと。




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プロフィール

トッコス爺

Author:トッコス爺
ご訪問頂き有り難うございます。

老い先短い爺が暇つぶしとボケ防止を兼ね、身の周りで咲く花やチョウ、トンボなどの昆虫、野鳥などをヨボヨボした足取りで見境なく撮り歩き、ブログに投稿するのを1日の楽しみにしています。
生物学者でも園芸家などその道の専門家ではありませんから、投稿前に手元の図鑑やネット図鑑などで名前を調べています。これも楽しみのひとつになっています。
しかし、個々の記事などは、日々衰えていく脳みそが少しでも活性化すればと思って調べた書置きみたいなものですから、間違った記述もあると思います。もし、間違っていたら、それは老いぼれ爺さんの勉強不足のせいなのでありますから、大目に見てくださると有難いです。


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