ハネナガイナゴ(翅長蝗) 


ハネナガイナゴ1z



ハネナガイナゴ2z



ハネナガイナゴ3z
石垣に飛び移ったところに出合いました。


ハネナガイナゴ(翅長蝗 又は 翅長稲子)

分類 : バッタ(直翅)目イナゴ科
体長 : 35mm前後
分布 : 本州(秋田県以西)~四国・九州~奄美大島
  水田や湿った草原に棲む。
特徴 : 全体が黄緑色をしていて
  複眼後方から前胸背稜線部にかけ太い褐色帯があります。
  翅は腹部より長く、後脚の膝(ひざ)関節を超えます。
  イネ科の害虫として有名なバッタですが
  タンパク源やカルシウム源として食用にされることもあります。

名前の由来 : イナゴとは、イネ科の植物を好んで食べることから
  「稲の子」という意味で「イナゴ」と呼ばれ
  近似種の「コバネイナゴ」の翅より長いことから。

メモ=近似種に「コバネイナゴ」がいて
  翅は腹部の端にやっと届く程度だそうですが、長翅型がいるので
  正確な同定は、両者の生殖器を調べる必要があるそうです。



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Posted on 2017/10/04 Wed. 10:00 [edit]

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ヒメクダマキモドキ(姫管巻擬)幼虫♀ 


セスジツユy1z



セスジツユy3z



セスジツユy2z

産卵管の大きさと曲がり具合で判断しました。
間違っていたらご指摘ご指導のほどお願いします。

セスジツユy4z


ヒメクダマキモドキ(姫管巻擬)幼虫 ♀

分類 : バッタ(直翅)目キリギリス科
体長 : 20mm前後
分布 : 本州(関東地方以西)~南西諸島
特徴 : 南方系の昆虫だそうで、クダマキモドキより一回り小さい。
  平地に生息し、成虫は樹上で生活するそうで
  卵は樹木の枝に産み付けるそうです。

名前の由来 : クダマキモドキより一回小さいことから。

メモ=初めて出合ったバッタの一種で
  最初はセスジツユムシの幼虫かと思いましたが
  産卵管が長くて大きいので、これに似たキリギリス科のバッタを調べました。
  手元の図鑑ではこのバッタは載っておらず
  ネット検索でも情報は少なく、名前を調べるのが難しいバッタでした。
  初心者の同定なので、間違っていたらご指摘ご指導のほどお願いします。



Posted on 2017/09/10 Sun. 10:27 [edit]

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カヤキリ(茅螽斯) 


カヤキリ1z



カヤキリ2z



カヤキリ3z



カヤキリ4z



カヤキリ5z


カヤキリ(茅螽斯 又は 萱切)

分類 : バッタ(直翅)目キリギリス科
体長 : 45mmほど 翅端までは70mm前後
分布 : 本州(関東地方、福井県以西)~四国・九州~屋久島
  主にイネ科のススキなどの生える草原に生息。
特徴 : 全体が緑色をしたキリギリスの仲間では大型。
  頭部は大きく前頭部は円錐形で、先端は尖る。
  顔面は淡赤褐色で、大顎は朱色をしています。
  頭部から胸部にかけ、中央部と両側に白い条(すじ)が入っています。
  夕方からかなり強い音でジィーーーーーーーーと鳴きます。
  体の割には後脚は小さいのでほとんど飛び跳ねることがなく
  また、飛翔もせず、移動はほぼ歩行のみだそうです。

名前の由来 : 茅・萱(かや)とはスゲやススキなど屋根を葺く草のことで
  ススキやヨシ(葦)の上に棲んでいるキリギリスの仲間ということから。

メモ=頭部円錐部はクビキリギリスに似ていますが
  カヤキリは先端部の尖りが鈍いです。
  また、カヤキリの頭部から胸部に見られる中央の白い条は
  クビキリギリスには見られません。
 ・この記事を書き終わり、再度図鑑を見たら
  この虫に似たクサキリ(草螽斯)がいました。
  初めて見るキリギリスの一種なので、カヤキリとクサキリの違いが分かりません。
  間違っていたらご指摘ご指導のほどお願いします。



Posted on 2017/08/30 Wed. 10:57 [edit]

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ウスグモスズ 


ウスグモスズ1z
弓なりの産卵管が見えます。


ウスグモスズ2z



ウスグモスズ3z



ウスグモスズ4z



ウスグモスズ5z
夜、部屋に入っていたのを写しました。


ウスグモスズ 

分類 : バッタ(直翅)目ヒバリモドキ科
体長 : 7mm前後
分布 : ネット図鑑では本州とあり、原産国不明の帰化種だそうです。
特徴 : 樹上性のバッタで、クサヒバリ(草雲雀)に似ていますが
  オス、メスとも鳴かないそうで、後脚に黒条の斑紋がありません。
  発見されたのが比較的新しいこともあってか、多くの情報はありませんでした。
  1970年頃に東京都渋谷区で発見され、その後関西地方でも見られるそうですが
  九州での情報は見つかりませんでした。

名前の由来 : 漢字表記は分かりませんでした。
  但し、あるサイトによると、学名が「Usugumona genji」とあるので
  源氏物語の「薄雲」が由来ではないかという記事がありました。

メモ=ウスグモスズの生息地が九州にも広がっているとの情報は見当たらず
  名前の見極め(同定)が間違っているかもしれません。
  間違っていたらご指摘ご指導のほどお願いします。



Posted on 2017/08/21 Mon. 10:20 [edit]

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クルマバッタモドキ(車飛蝗擬) 


バッタモドキ17-3z



バッタモドキ17-2z



バッタモドキ17-4z


クルマバッタモドキ(車飛蝗擬)

分類 : バッタ(直翅)目バッタ科
体長 : 翅端まで30~45mm
分布 : 本州~四国・九州
  海岸の砂地や荒れた草地などで見られる。
特徴 : 地上性の中型バッタ。
  体色は棲(す)んでいる場所に似た保護色をしていますが
  暗褐色型が圧倒的に多く、緑色型も見られるそうです。
  オスのみ後肢の脛(すね)節が赤い。
 ・クルマバッタとよく似ていることでの名前です。
  クルマバッタとの違いは
  胸部背面に「X」字状の白い模様があること。
  また、胸部背面の中央部がクルマバッタは隆起しているのに対し
  「…モドキ」はそれが見られないことや
  顔の正面はクルマバッタより下ぶくれだそうです。
  この画像では見られませんが
  飛ぶときに見られる後翅の半月状の黒帯模様が薄いそうです。

名前の由来 : 後翅に黒い帯状の模様が円を描くように入っていて
  飛ぶときにその模様が、車が回っているように見えることから。

メモ=このバッタに似た仲間にマダラバッタなどがいて
  名前の見極め(同定)にいまひとつ自信がありません。
  間違っていたらご指摘ご指導のほどお願いします。



※データなどは2013年8月投稿記事に加筆修正しました。



Posted on 2017/08/17 Thu. 10:52 [edit]

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ツマグロイナゴ(褄黒蝗) 


ツマクロイナゴ17-1z



ツマクロイナゴ17-2z



ツマクロイナゴ17-4z


ツマグロイナゴ(褄黒蝗 又は 褄黒稲子)
ツマグロイナゴモドキ(褄黒蝗擬)  
ツチバッタ(土飛蝗)

分類 : バッタ(直翅)目バッタ科
体長 : オス30mm内外  メス50mm内外
分布 : 日本全土 (図鑑によっては本州のみとか本州~沖縄とあります)
  丈の高い草が茂る湿った草地や水田などで見られる。
特徴 : オスは明るい黄褐色、メスは茶褐色。
  オスの後ろ足の関節と前翅の先端部分の黒色がよく目立つバッタ。
  メスの前翅端には黒い部分は見られないそうです。

名前の由来 : 後足と翅の先端の黒部が目立つことから。
  褄(つま)とは、着物の裾の左右両端のこと。

メモ=図鑑によってはイナゴ科に分類されています。
  また、バッタ科に分類されていても、形態がイナゴに近いことで
  ツマグロイナゴモドキの名前が標準名になっていることもあります。
  ツチバッタの別名がありますが
  ツチイナゴ(土蝗)という別のバッタがいて紛らわしいです。



データなどは2012年8月投稿記事からの転載です。



Posted on 2017/07/28 Fri. 10:13 [edit]

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ヤブキリ(薮螽斯) 


ヤブキリ17-1z



ヤブキリ17-2z



ヤブキリ17-4z



ヤブキリ17-5z
↑  4枚はオス


ヤブキリ17-wz
成虫になる前(終齢幼虫?)のメス


ヤブキリ(薮螽斯 又は 薮切)

分類 : バッタ(直翅)目キリギリス科
体長(翅の端まで) : 45~55mm
分布 : 本州~沖縄
 幼虫期は草の間に棲(す)
 成虫になると丈の高い草原や木の上に棲む。
特徴 : 成虫は頭部から翅の先までの背面に褐色に筋が見られます。
 翅はキリギリスより長めで、脚の棘(とげ)も鋭くて長い。
 幼虫期は主に花弁や花粉を食べるのでタンポポなどの花で見かけます。
 生長するにしたがって肉食性が強くなるそうで
 自分の体より大きいセミなどを捕食することがあるそうです。
 オスは「シリリリ~シリリリ~」と鳴きます。

名前の由来 : ヤブに棲むキリギリスということから。

メモ=キリギリスの仲間で「…キリ」と付く名前には
 カヤキリ、クサキリ、ササキリなどがいますが
 ヤブキリの背面には褐色の筋があり、これが見分ける一つのヒントだそうです。



 データなどは2015年7月投稿記事に加筆修正しました。



Posted on 2017/07/04 Tue. 10:47 [edit]

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