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カナブン(金蚉、金蚊)


カナブン1z


カナブン2z


カナブン4z


↓ 2葉は同じ個体ですが、光線の加減によって体の色が変わりました。
カナブン5z


カナブン6z


カナブン(金蚉 又は 金蚊)

分類 : 甲虫(鞘翅)目コガネムシ科
体長 : 23~29mm
分布 : 本州(山形県以西)~四国・九州
 平地~山地まで広く分布します。
特徴 : 日中樹液を求めて活発に飛び回る最もポピュラーなコガネムシの一種。
 特にクヌギの樹液を好むそうで、カブトムシなどと一緒に集まっているのが見られます。
 他に、コナラ、シラカシ、ヤナギの樹液にも集まるそうです。
 体色は銅色、銅緑色をして金属色に輝きますが、個体変異が大きいそうです。
 カナブンの頭部は四角く、その背面は平たい形をしています。
 又、翅の付け根の形は大きい三角形をしています。
 一方、同じ仲間のコガネムシの頭部は丸く、翅の付け根の形は小さく、半円形です。
 幼虫は朽ち木を食べて生長するといわれています。

名前の由来 : 金属のような翅色と、ブンブンとした翅音から。

メモ=同類種にアオカナブン、クロカナブンがいましたが
 無難にカナブンとして投稿することにしました。



撮影からひと月ほど遅れての投稿です。ゴメンナサイ


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テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真

シロテンハナムグリ(白点花潜虫)


シロテンハナムグリ22gz

部屋に入ってきたところを掴んで写し 
その後、白紙の上に乗せ、動き回るところをなだめすかしながら写しました。

シロテンハナムグリ22-1z


シロテンハナムグリ22-2z


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シロテンハナムグリ22-3z


シロテンハナムグリ(白点花潜虫)

分類 : 甲虫(鞘翅)目コガネムシ科
体長 : 20~27mm
分布 : 日本全土
 雑木林の周辺や都会の公園などで見られる。
特徴 : 日中活発に活動し、林の周辺を跳び回りながら
 樹液や果実、花の蜜などを食べるそうです。
 全体は暗緑色又は銅色で光沢があり
 胸部と上翅に白斑紋が散在しています。
  (翅色と白斑紋には個体差あり)
 頭部は長方形で、上部(先端)は少し凹んでいます。
 上翅の左右が合わさる中央部は少し出っ張っています。
 幼虫はイモムシ状で、朽木や腐葉土の他、雑草の堆積物を食べるそうです。

名前の由来 : 上翅に白い斑紋があるハナムグリということから。
 ハナムグリとは、いろいろな花に集まり、花粉を食べたり、蜜をなめたりするので
 「はなもぐり」が転じたものだそうですが
 花には集まらず樹液に集まるハナムグリもいるということです。

メモ=類似種にシラホシハナムグリ(白星花潜)がいるそうで
 両者の相違点は、シロテン…の頭部先端は少し凹むのに対し
 シラホシ…の頭部先端は真っ直ぐということです。
 他に類似種がキョウトアオハナムグリ、ムラサキツヤハナムグリ、ミヤマハナムグリがいるそうです。
 何れも素人では判定(同定)できず、無難なところでシロテンハナムグリとして投稿しました。
 間違っていたらご指摘、ご指導のほどよろしくお願いいたします。






データなどは2018年9月投稿記事に加筆修正しました。


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アオドウガネ(青銅鉦)


アオドウガネ22-2z


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アオドウガネ(青銅鉦 又は 青銅金虫)

分類 : 甲虫(鞘翅)目コガネムシ科
体長 : 17~22mm
分布 : 本州以西~沖縄
  山間部から都心部まで広く分布
特徴 : 最もよく見られるコガネムシの仲間。
 夜行性の昆虫で、よく灯火に飛来し、昼間は草陰などで休みます。
 背面は緑色で、光線の加減で青銅色に変化します。
 腹面は銅赤色をして光沢があり
 腹部端には白い毛が密生しています。
 成虫は広葉樹の葉を食べ
 幼虫は地中の植物の根を食べるので
 農作物や園芸草花にとっては害虫になります。

名前の由来 : 体の色から付いたものと想像できますが
 詳しいことは分かりませんでした。

メモ=近似種にヤマトアオドウガネがいるそうですが
 海岸地帯で多く見られ、上翅がやや短く
 上から見ると腹部の先端が三角形に見えるということです。
 また、ドウガネブイブイ(銅鉦蚉蚉)によく似ているそうですが
 全身暗銅色の金属光沢をしていることで見分けられるということです。



データなどは2015年9月投稿記事に加筆修正しました。


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ビロードコガネ(天鵞絨黄金虫)


ビロードコガネ1z


ビロードコガネ2z


ビロードコガネ3 z


ビロードコガネ(天鵞絨黄金虫)

分類 : 甲虫(鞘翅)目コガネムシ科
体長 : 9mm前後
分布 : 北海道~四国・九州
 日当たりのいい林縁や草原などで見られる。
特徴 : 体表は光沢のないビロード状の黒色をしている小さなコガネムシ。
 上翅には細かな縦条があります。
 幼虫は地中で植物の根を食べ
 成虫はダイズやダリアなど草木の葉を食べるそうです。
名前の由来 : ビロードの布のような柔らかい感触のあるコガネムシということから。

メモ=ネット検索をしていたら、この仲間にはヒメビロードコガネムシとか
 ハイイロビロードコガネムシ、マルガタビロードコガネムシがいました。
 ある図鑑によると、どれも酷似して判別が難しいとされていましたので
 一応、ビロードコガネムシとして投稿することにしました。
 お気づきの点がありましたら、ご指摘ご指導のほどお願いします。



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ゴマダラカミキリ(胡麻斑天牛)


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ゴマダラカミキリ(胡麻斑天牛 又は 胡麻斑髪切)

分類 : 甲虫(鞘翅)目カミキリムシ科
体長 : 25~35mm
分布 : 日本全土
 果樹園やクワ畑、庭木、街路樹などで見られます。
特徴 : 上翅に光沢のある黒青色の地にゴマ(胡麻)のような白い斑紋が入る
 大型のカミキリムシ。
 触角は体長の約1.5倍ほど。
 腹面と脚、触角の根元には青白色の短毛が密生しています。
 捕まえると頭部と胸部の間をこすり合わせてチイチイと音を出します。
 成虫はミカン類、イチジク、クワなどの樹皮や小枝などを食べ
 成虫が食樹としている木に幼虫は棲(す)むので
 果樹などの害虫になっています。

名前の由来 : 背面の白い斑紋を胡麻模様と見立てて。

メモ=幼虫、成虫ともミカン類、クリ、モモ、イチジク、ヤナギ、バラなどを食べ
 幼虫は生木の内部の材部を食べながら成長し
 材部を食い進むと直径1~2cmの空洞ができるので
 木の強度が脆(もろ)くなって折れやすくなったり、枯れてしまうこともあるそうです。
 また、幼虫はテッポウムシ(鉄砲虫)の別名を持ち
 生木の内部をトンネルのような穴を作り食べ進むことからこのような名前があります。


データなどは2017年6月投稿記事に加筆修正しました。

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コガタルリハムシ(小型瑠璃葉虫)


ルリハムシ1z



ルリハムシ3z


ルリハムシ4z


コガタルリハムシ(小型瑠璃葉虫 又は 小型瑠璃金花虫)

分類 : 甲虫(鞘翅)目ハムシ科
体長 : 6mm内外
分布 : 北海道~四国・九州
 平地から山地まで広く分布
特徴 :体は円筒形で黒藍色をしています。
 上翅には粗い点刻が見られます。
 腹部の先は黄色ということですが、この画像では見えません。
 メスは成熟すると腹部が大きく膨らむそうです。
 食草はタデ科のギシギシやスイバなどで
 古い図鑑ではギシギシハムシの名前で載っていました。

名前の由来 : 由来を示す図鑑は見当たりませんでしたが
 名前が示すように分かりやすい名前だと思います。


メモ=図鑑を見ていると類似種に
 ハンノキハムシやヨモギハムシなどがいましたが、素人なりに同定しました。
 間違っていたらご指摘、ご指導のほどお願いします。


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トホシオサゾウムシ(十星長象虫)


トホシゾウムシ1z


トホシゾウムシ2z


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トホシゾウムシ5z


トホシゾウムシ6z


トホシオサゾウムシ(十星長象虫)

分類 : 甲虫(鞘翅)目オサゾウムシ科
体長 : 6~8mm
分布 : 本州~四国・九州
 平地~山地まで広く分布
特徴 : 体色は濃赤で
 前胸背の中央部と上翅に黒色の10紋があり
 上翅中央の2紋と後方側面の2紋が目立ちます。
 斑紋には個体差があるそうで
 この画像で10紋を見つけることはできませんでした。
 ツユクサの茎に口吻を突き刺して穴をあけ、卵を産むそうです。

名前の由来 : 上翅にある10個の斑紋を十星になぞらえたゾウムシということで。
 オサ(長)の由来は分かりませんでした。


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プロフィール

トッコス爺

Author:トッコス爺
ご訪問頂き有り難うございます。

老い先短い爺が暇つぶしとボケ防止を兼ね、身の周りで咲く花やチョウ、トンボなどの昆虫、野鳥などをヨボヨボした足取りで見境なく撮り歩き、ブログに投稿するのを1日の楽しみにしています。
生物学者でも園芸家などその道の専門家ではありませんから、投稿前に手元の図鑑やネット図鑑などで名前を調べています。これも楽しみのひとつになっています。
しかし、個々の記事などは、日々衰えていく脳みそが少しでも活性化すればと思って調べた書置きみたいなものですから、間違った記述もあると思います。もし、間違っていたら、それは老いぼれ爺さんの勉強不足のせいなのでありますから、大目に見てくださると有難いです。


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