fc2ブログ

ハグロトンボ(翅黒蜻蛉)♂


ハグロトンボ23-m1z


ハグロトンボ23-m3z


ハグロトンボ23-m4z


ハグロトンボ23-m8z


ハグロトンボ(翅黒蜻蛉)♂



前回投稿したハグロトンボ(翅黒蜻蛉) に続いて
今回はハグロトンボ(翅黒蜻蛉) の投稿です。

ハグロトンボのメスの体色は全体が黒褐色をしていますが
オスの腹部は金属青緑に輝く色をしています。



データなどは前回(9月17日)投稿のハグロトンボ(翅黒蜻蛉)を参照してください。
 太字をクリックすると別窓で開きます。


スポンサーサイト



テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真

ハグロトンボ(翅黒蜻蛉)♀


ハグロトンボ23-w2z


ハグロトンボ23-w3z


ハグロトンボ23-w5z


ハグロトンボ23-w1z


ハグロトンボ23-w4z


ハグロトンボ(翅黒蜻蛉) ♀
オハグロトンボ(鉄漿蜻蛉)

分類 : トンボ目カワトンボ科
体長 : 60mm内外   後翅長 : 40mm内外
分布 : 本州~四国・九州  
 平地や丘陵地の河川で見られ
 たまに住宅地周辺でも見られます。
特徴 : カワトンボ中間の代表的な種類。
 胴体が細く、翅が黒いやや大型のトンボ。
 シオカラトンボやヤンマのように素早く飛ぶことはなく
 ひらひらとゆっくり飛びます。
 オスの腹部は金属青緑色に輝き、メスは全体が黒褐色をしています。
 羽化後の未成熟な個体は水辺の薄暗い林などで暮らし
 成熟すると明るい水辺に出てくるそうです。
 活動期間は6月~10月頃まで。

名前の由来 : 翅が黒いトンボということで。
 別名のオハグロトンボのオハグロとは
 明治末期頃まで既婚女性が歯を黒く染めていた風習で
 その色に因んでついた名前。

メモ=オス、メス共に翅は光沢のある黒色で
 光の当たり具合によって輝くことがあるそうですが
 翅の光沢は撮れませんでした。




※1.ハグロトンボ ♂ は次回に投稿します。
※2.撮影から二月ほど遅れての投稿です。
※3.データなどは2013年9月投稿記事に加筆修正しました。


テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真

オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)♂


オオシオカラ23-3z


オオシオカラ23-5z


オオシオカタ23-1z


オオシオカラ23-2z


オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)

分類 : トンボ目トンボ科
体長 : 50~60mmほど  後翅長 : 40mm内外
分布 : 日本全土  
 平地から低山地の池や水田などのやや薄暗い所で見られる。
特徴 : シオカラトンボによく似たトンボ。
 シオカラトンボは開けた明るい環境を好むのに対し
 オオシオカラトンボは樹林などに囲まれたやや薄暗い環境を好むようです。
 シオカラトンボは腹部の先が急に細くなっているのに比べ
 オオシオカラトンボは腹部の先までほぼ同じ太さといわれています。
 また、シオカラトンボのオスの腹部の黒い部分が約半分を占めるのに対し
 オオシオカラトンボは先の方だけで、成熟すると全身に白粉をふいたようになります。
 その他、翅の端と基部に黒褐色の斑紋があり
 オスの頭部、複眼、肢が黒いことでも見分けられます。
 メスは黄色地に黒い斑紋があり
 腹部の黒と黄の色がシオカラトンボより鮮やかです。

名前の由来 : 成熟したオスの腹部が白粉をふいたようなり、これを塩に見立てて。
 イカなどを塩漬けにした保存食の塩辛とは関係ないそうです。

メモ=オオシオカラトンボの名前ですが
 一見してシオカラトンボ(体長50~55mm)と見分けられるほど体長の違いはありません。
 見分け方は、シオカラトンボの翅の先端と基部には、黒い斑紋はありません。
 また、シオカラトンボのオスの複眼は青色をしていますが
 オオシオカラトンボは黒っぽい色をしています。
 


データなどは2020年10月投稿記事に加筆修正しました。


テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真

マユタテアカネ(眉立茜)♂


マユタテアカネ23-1z


マユタテアカネ23-2z


マユタテアカネ23-3z


マユタテアカネ23-4z


マユタテアカネ(眉立茜)♂

分類 : トンボ目トンボ科
体長 : 30~40mm前後
後翅長 : 22~30mm前後
分布 : 北海道~四国・九州~屋久島
 平地や丘陵地、低山地の池や湿地などで見られる。
特徴 : 6~12月初め頃まで出現。
 未熟なオスとメスの体色は黄褐色をしていて
 オスは成熟すると腹部が赤色になります。
 また、オスの腹部先端の尾部上付属器といわれるところは上に反りかえっています。
 メスには翅の先端に褐色斑があるものとない個体があるそうです。
 オス、メスとも頭部前面の額(ひたい)に一対の眉斑と呼ばれる黒紋が並んでいます。
 この眉斑の大きさはは個体のよって差があるそうです。

名前の由来 : 顔面の黒斑が眉を立てたように見えるアカネ(=赤とんぼ)ということから。

メモ=マユタテアカネに似たトンボに
 ヒメアカネ(姫茜)やマイコアカネ(舞妓茜)などがいますが
 頭部前面の額に一対の眉斑があることと
 腹部先端の上付属器の反り返りでマユタテアカネと判断しました。



データなどは2019年10月投稿記事に加筆修正しました。


テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真

ベニイトトンボ(紅糸蜻蛉)♀


ベニイトw22-1z


ベニイトw22-2z


ベニイトw-22-3z


ベニイトw-22-5z


ベニイトw-22-4z


ベニイトトンボ(紅糸蜻蛉)

分類 : トンボ目イトトンボ科
体長 : 40mm内外  
後翅長 : 20mm内外
分布 : 本州(関東地方以西)~四国・九州
 平地や丘陵地の池や沼など
特徴 : 樹木に囲まれた水草の多い、止水の池や沼などで見られるが
 産地は局地的だそうで、準絶滅危惧種(NT)に指定さてれいる、中型のイトトンボ。
 オスは全体が鮮やかな赤色をしています。
 メスの胸部は橙褐色で、腹部は緑色を帯びた橙色ですが
 個体差が大きく、オスと見違えるような色をした個体もいるそうです。
名前の由来 : オスが鮮やかな赤色(紅色)をしているイトトンボということから。

メモ=九州鹿児島以南の西南諸島には、類似種の
 リュウキュベニイトトンボ(琉球紅糸蜻蛉)がいるそうで
 オスの胸部は赤くならず、また、複眼は緑色をしているそうです。


データなどは2020年7月投稿記事に加筆修正しました。

テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真

ベニイトトンボ(紅糸蜻蛉)♂


ベニイトm22-1z


ベニイトm22-2z


ベニイトm22-3z


ベニイトm22-4z



ベニイトトンボ(紅糸蜻蛉)


今年は探していたメスのベニイトトンボに出合うことができました。
オスは開けた明るい池の周辺で一昨年と今年、何度か写す機会を得ましたが
メスはオスとは違い、ややうす暗いところを好むようで、人目に付く機会が少なく
今年やっと、池の片隅のネズミモチが茂っているところで見かけました。

データなどは、次回メスを投稿する際に掲載します。


このところ暑さが厳しかったり、雨が降ったりで
花撮り散歩も怠りがちなので
撮り貯めた写真を小出しにしながら、涼しくなるのを待つことにしています。

テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真

ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)


ショウジョウトンボ22-1z


ショウジョウトンボ22-2z


ショウジョウトンボ22-5z


ショウジョウトンボ22-4z


ショウジョウトンボ22-3z


ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)

分類 : トンボ目トンボ科
体長 : 45~55mm  後翅長 : 35mm内外
分布 : 北海道南端の一部~九州~屋久島
  平地の池、沼、水田、湿地など広範囲に生息。
特徴 : 4月~11月頃まで見られます。
 羽化して間もなくは薄い黄色をしていますが
 オスは成熟すると肢も含め全身真っ赤になり
 メスは橙色になります。
 翅は透明ですがオスの基部は赤色で、メスは橙色です。
 オスは水辺の植物などに止まり、縄張りを形成します。

名前の由来 : 中国の伝説にある空想上の動物「猩々」に見立て
 全身が赤いことから。
  
メモ=「アカトンボ」とは、昆虫学の世界ではアカネ属に分類される
 ナツアカネ、アキアカネ、マユタテアカネ、リスアカネなどで
 ショウジョウトンボは全身が真っ赤でも「アカトンボ」の仲間ではないそうです。

〇猩々とは、「顔は人間、声は小児に似ており
 髪は赤くて長く、酒を好む猿のような獣」だそうです。
 ショウジョウと名のつく生物にはショウジョウトキ(猩々朱鷺)
 ショウジョウバエ(猩々蝿)
 ショショウバカマ(猩々袴)、ショウジョウソウ(猩々草)などがあります。


データなどは2013年7月投稿記事に加筆修正しました。

テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真

プロフィール

トッコス爺

Author:トッコス爺
ご訪問頂き有り難うございます。

老い先短い爺が暇つぶしとボケ防止を兼ね、身の周りで咲く花やチョウ、トンボなどの昆虫、野鳥などをヨボヨボした足取りで見境なく撮り歩き、ブログに投稿するのを1日の楽しみにしています。
生物学者でも園芸家などその道の専門家ではありませんから、投稿前に手元の図鑑やネット図鑑などで名前を調べています。これも楽しみのひとつになっています。
しかし、個々の記事などは、日々衰えていく脳みそが少しでも活性化すればと思って調べた書置きみたいなものですから、間違った記述もあると思います。もし、間違っていたら、それは老いぼれ爺さんの勉強不足のせいなのでありますから、大目に見てくださると有難いです。


👈画像上でクリックすると少し大き目の画像が別窓で開きます。

最新記事
カレンダー
10 | 2023/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
カテゴリ
最新コメント
現在の時刻
FC2カウンター
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
検索フォーム
リンク
QRコード
QRコード