ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)♂
分類 : トンボ目トンボ科
体長 : 45~55mm 後翅長 : 35mm内外
分布 : 北海道南端の一部~九州~屋久島
平地の池、沼、水田、湿地など広範囲に生息。
特徴 : 4月~11月頃まで見られます。
羽化して間もなくは薄い黄色をしていますが
オスは成熟すると肢も含め全身真っ赤になり
メスは橙色になります。
翅は透明ですがオスの基部は赤色で、メスは橙色です。
オスは水辺の植物などに止まり、縄張りを形成します。名前の由来 : 中国の伝説にある空想上の動物「猩々」に見立て
全身が赤いことから。
メモ=「アカトンボ」とは、昆虫学の世界ではアカネ属に分類される
ナツアカネ、アキアカネ、マユタテアカネ、リスアカネなどで
ショウジョウトンボは全身が真っ赤でも「アカトンボ」の仲間ではないそうです。〇猩々とは、「顔は人間、声は小児に似ており
髪は赤くて長く、酒を好む猿のような獣」だそうです。
ショウジョウと名のつく生物にはショウジョウトキ(猩々朱鷺)
ショウジョウバエ(猩々蝿)
ショショウバカマ(猩々袴)、ショウジョウソウ(猩々草)などがあります。
※データなどは2013年7月投稿記事に加筆修正しました。
テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真