サルスベリ(百日紅)
サルスベリ(猿滑 又は 百日紅、紫薇)
ヒャクジッコウ(百日紅)
分類 : ミソハギ科サルスベリ属 落葉中高木ヒャクジッコウ(百日紅)
学名 : Lagerstroemia indica
原産地 : 中国南部 インド
特徴 : 普通種の樹高は3~5m、大きいものでは9mほど。
葉は楕円形~長楕円形~卵形の長さ3~8cm。
花は今年伸びた枝先に円錐花序(花軸が枝分かれし、全体が円錐状に見える)を作り
径3~4cmの花を7月中旬頃から9月下旬頃まで次々に咲かせます。
花弁は6枚で縁(ふち)が細かく縮れ、基部は急に細くなります。
オシベは多数あり、外側の6本が特に長く、葯(やく)は紫色で、他のオシベの葯は黄色。
メシベは1個です。
名前の由来 : サルスベリとは、幹の成長に伴って古い樹皮が剥がれ落ち
木肌がすべすべになり「猿が登れず滑る」に例えられました。
しかし、実際には猿が滑ることはないそうです。
漢字表記の「百日紅」は開花期が長いことから。
メモ=元来の花は紅色だったそうですが、外国からの導入や実生選抜で
多くの品種が出回り、紅紫色、淡紅紫色、桃色、白色など花色は多彩です。
また、1才物といわれる矮性(わいせい)種があり、樹高は50~60cmだそうです。
※データなどは2018年9月投稿記事に加筆修正しました。
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