ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋) 


ツマグロヒョウモン1z


交尾中のツマグロヒョウモンに出合いました。


ツマグロヒョウモン2z
右がメスです。


ツマグロヒョウモン3z
左がオスです。


ツマグロヒョウモン4z
交尾中の2頭(匹)に別のオスが入ってきました。



ツマグロヒョウモン5z
右がメスです。


ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)

分類 : チョウ(鱗翅)目タテハチョウ科
分布 : 本州(関東地方以西)~沖縄
   平地や丘陵地の道端などで見られます。
前翅長 : 35~42mm   開張 : 65~75mm 
特徴 : オスの表翅はヒョウモンチョウの仲間同様の色や斑紋が見られます。
  ただし、後翅の外縁が黒く縁どられているので
  他のヒョウモンチョウとの区別は容易です。
 ・メスの前翅端半分は紫黒色で、白色の斜め帯が入ります。
  表後翅の外縁はオス同様に黒く縁どられています。
  裏翅は薄い黄褐色の地にやや濃い目の黄褐色の斑点が見られます。
  幼虫はスミレ科の各種を食べ、4~11月まで連続して発生。

名前の由来 : メスの翅の先(褄)が黒いことから。

メモ=南方系のチョウだそうですが
  近年になり生息域が北上しているとか。
 ・メスはマダラチョウ科のカバマダラに擬態していることで有名とされています。
  カバマダラは、八重山諸島ではほぼ1年中見られるそうですが
  他の地域では、まれに飛来してくる程度の迷蝶だそうです。



データなどは2013年7月投稿記事からの転載です。



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Posted on 2017/08/12 Sat. 10:22 [edit]

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イシガケチョウ(石垣蝶) 


イシガケチョウ1z


花はビワ(枇杷)です。

イシガケチョウ2z



イシガケチョウ3z



イシガケチョウ5z
図鑑によれば平野部ではほとんど現れないとありますが
ご近所さんの庭に植えられているビワの花で吸蜜していました。


イシガケチョウ(石垣蝶  又は 石崖蝶)
イシガキチョウ(石垣蝶)

分類 : チョウ(鱗翅)目タテハチョウ科
分布 : 本州(三重県以西)~沖縄  
  渓流沿いの林の縁などで多く見られ
  平野部ではほとんど現れない。
前翅長 : 26~36mm   開張 : 55mm前後
特徴 : 乳白色の地に黒の細かい筋模様が入る特異な翅です。
  前翅は尖り、後翅には褐色斑紋と尾状突起。
  水辺で吸水することが多く、止るとガ(蛾)のように翅を水平に開きます。
  飛翔中は紙切れが風に乗っているようでひらひらしています。
  5月~11月の間に4~5回発生を繰り返し、成虫で越冬するということです。
 ・幼虫の食草はクワ科のイヌビワやイチジクなど。

名前の由来 : 翅脈と縦に走る数本の不規則な細かい筋を石垣に見立てた。
  石垣に由来した名前だそうですが、図鑑での呼び方は『イシガケチョウ』となっていて
  「イシガキチョウ」は別名となっていることが多いです。



 データなどは2012年6月投稿記事からの転載です。



Posted on 2016/12/22 Thu. 10:29 [edit]

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ベニシジミ(紅小灰蝶) 


ベニシジミ4z



ベニシジミ44z



ベニシジミ5z



ベニシジミ1z
この1枚だけ9月中旬撮影です。
横に写っているのはハナグモの一種のようです。


ベニシジミ
(紅小灰蝶
 又は 紅蜆)

分類 : チョウ(鱗翅)目シジミチョウ科
分布 : 北海道~四国・九州  
  草地、耕作地、市街地など、開けた明るい場所で普通に見られる。
前翅長 : 16mm内外  開張 : 32mm内外
特徴 : 当地(九州北部)では春先から晩秋まで、ほぼ1年中見られます。
  前翅は表裏とも橙赤色地に黒褐色の斑紋があり
  後翅の表面は黒褐色で、裏面は灰色。
  ときに後翅の表面に青色の斑紋列が現れる個体もあるそうです。
  幼虫の食草はタデ科のギシギシやスイバなど。

名前の由来 : 翅の色が紅色をしているシジミチョウということから。
  
メモ=シジミチョウの種類は多く、中には判別(同定)が難しいものもいますが
  ベニシジミには近似種が存在しないということで
  見誤ることがほとんどない美しいチョウです。
  ただし、春と秋に出現する個体は明るいオレンジ色をしていますが
  夏型は黒い部分が多くなり、全体が黒っぽくなるようです。



 データなどは2011年6月投稿記事に加筆修正しました。



Posted on 2016/11/26 Sat. 10:55 [edit]

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クロマダラソテツシジミ(黒斑蘇鉄小灰蝶) 


クロマダラ1z

上がオスです。

クロマダラ3z



クロマダラ4z


クロマダラソテツシジミ(黒斑蘇鉄小灰蝶)

分類 : チョウ(鱗翅)目シジミチョウ科
分布 : 本州(関東地方=太平洋側以西)~沖縄
前翅長 : 15mm内外   開張 : 約30mm
特徴 : 裏翅は茶灰色地に白く縁取られた紋列があり
  後翅の基部に近いところに黒い斑紋が4個並ぶ。
  オスの表翅は一面青色で、細い黒帯が外縁を取り巻く。
  メスは黒帯の幅が広い。

  (一見するとウラナミシジミに似ていますが
   裏翅に黒い斑紋があるので見分けが付きます)

  幼虫はソテツ(蘇鉄)の新芽や若葉を食べる。

メモ=もともとは台湾やフィリピンに生息する熱帯性のチョウで
  過去には沖縄や与那国島で一時的に見られた迷蝶だったそうです。
  ところが2001年から2007年にかけて
  沖縄や石垣島などで次々に生息が確認され
  2007年には鹿児島県の指宿で発生したのが見つかり
  2008年以降は、九州をはじめ太平洋側の四国、関西
  関東(千葉県まで?)で普通に見られるようになり
  以前のように、珍蝶ではなくなっているそうです。


※データなどは2011年11月投稿記事からの転載です。



Posted on 2016/11/18 Fri. 10:55 [edit]

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アオスジアゲハ(青条揚羽) 


アオスジアゲハ1z

ミゾソバの花を訪れ、吸蜜していました。

アオスジアゲハ2z



アオスジアゲハ3z



アオスジアゲハ4z



アオスジアゲハ5z


アオスジアゲハ(青条揚羽)

分類 : チョウ(鱗翅)目アゲハチョウ科
分布 : 本州(東北地方南部以西)~沖縄
  林の周辺、市街地など
前翅長 : 40~50mm   開張 : 80~90mm
特徴 : 翅は他のアゲハチョウの仲間に比べると細長く
  前・後翅とも黒色で、中央部を貫く淡青緑色の広い帯が美しく
  この帯色が名前の由来になっています。
  後翅の裏面には赤い斑紋があります。
  飛翔は敏しょうで、翅を小刻みに震わせながら忙(せわ)しく吸蜜します。
 ・幼虫はクス科のクスノキやタブノキなどで
  クスノキが植栽されている神社や公園などでよく見かけます。



メモ=アゲハチョウの仲間には同じような色や姿をしているチョウがいて
  名前の特定(同定)が難しいことがありますが
  アオスジアゲハに似たチョウはいないので、覚えやすいチョウです。



 データなどは2011年7月投稿記事に加筆修正しました。


Posted on 2016/10/18 Tue. 10:05 [edit]

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アゲハ(揚羽) 


●昨日の幼虫の続きで、今日は成虫です。


アゲハ16-1z



アゲハ16-2z

↑  2枚は9月上旬撮影(花はセイヨウニンジンボク)

↓  2枚は9月下旬撮影(花はアキノノゲシ)

アゲハ16-3z



アゲハ16-4z



アゲハ16-5z
翅を広げて休んでいました。(9月下旬撮影)


アゲハ
(揚羽)
アゲハチョウ(揚羽蝶)  
ナミアゲハ(並揚羽)

分類 : チョウ(鱗翅)目アゲハチョウ科
分布 : 日本全土  
  日当たりのいい平地から低山地で見られる。
前翅長 : 35~60mm  開張 : 80~120mm
特徴 : アゲハチョウの仲間ではもっともポピュラーな種。
  淡黄色地に黒条(くろすじ)の模様があり
  春型と夏型では色に濃淡の差があります。
  また、春型と夏型では大きさが異なり
  春型の開張は80mm前後、夏型では120mm前後。
  3~11月の間に暖地では4~6回発生し
  寒冷地での発生回数は少なくなるそうです。
 ・幼虫はミカン科に属する植物を食し
  サンショウやカラタチなどにも卵を産み付けます。

名前の由来 : 花に止まって吸密するときに羽を揚げてとまることから。

メモ=アゲハによく似て、翅の地が濃黄色のキアゲハ(黄揚羽)がいます。
  見分けるときは前翅前方の付け根に数本の黒い線があればアゲハ
  黒いままだとキアゲハです。



※ データなどは2012年6月投稿記事からの転載です。




Posted on 2016/10/10 Mon. 10:30 [edit]

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クロアゲハ(黒揚羽)♂ 


クロアゲハ1z



クロアゲハ3z



クロアゲハ4z



クロアゲハ5z
メスに比べると後翅の赤斑は少なく、後翅の前縁に白い条が通っています。

クロアゲハ(黒揚羽)

分類 : チョウ(鱗翅)目アゲハチョウ科
分布 : 本州(東北地方以西)~沖縄
  寒冷地を除けば都市部を含む多様な環境で見られる。
前翅長 : 45~70mm   開張 : 90~110mm
特徴 : オスの翅は全体が黒く、後翅の前縁に白い条(すじ)が通っている。
  メスの前翅の地色は褐色を帯び、黒い支脈が明瞭。
  また、後翅は全体が黒色で赤い斑紋が発達している。
   暖地では年に3~4回発生し、春型は夏型に比べ小さい。
  幼虫はナミアゲハ同様に、カラスザンショウやイヌザンショウなどのほか
  栽培種のミカン類などを食べ、蛹で越冬するそうです。

名前の由来 : 黒いアゲハチョウということで。

メモ=2014年7月に
クロアゲハのメスを投稿しています。



 データなどは2014年7月投稿記事からの転載です。


Posted on 2016/09/12 Mon. 10:31 [edit]

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