オミナエシ(女郎花)
オミナエシ(女郎花)
アワバナ(粟花)
園芸品種
アワバナ(粟花)
園芸品種
分類 : スイカズラ(オミナエシ)科オミナエシ属 多年草
学名 : Patrinia scabiosaefolia(Patrinia scabiosifolia)
分布 : 日本全土
日当たりのいい山野の草地や林の縁に生える。
特徴 : 茎は直立して草丈60~100cm。
葉は深く裂けますが、本当の複葉ではないそうです。
枝分かれした茎先や上部の葉の付け根から花軸を伸ばし
多数の小さな花が横に平たい塊り(=散房花序)となって付ます。
一つの花の大きさは5弁花の径3~4mmで、オシベ4個、メシベ(花柱)1個です。
開花は早いものでは6月頃から、遅いものでは10月頃と種によって差があるそうです。
名前の由来 : アワ(粟)やキビ(黍)ご飯に見立てた女飯(おみなめし)が語源という説の他
「おみな」は「美しい女性」の意で
同属の白い花が咲くオトコエシ(男郎花)に比べ、弱々しいからという説などがあります。
メモ=秋の七草のひとつです。
自生種は近年減少傾向だそうです。
庭などで栽培されている多くは、改良された園芸品種で
外見では、野生種とほとんど見分けがつかないそうですが
姿形は栽培されているものが整っているといわれています。
※データなどは2020年10月投稿記事に加筆修正しました。
スポンサーサイト