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ヒヨドリ(鵯)


ヒヨドリ23-4z


ヒヨドリ23-5z
庭に植えているブルーベリーの花を
数日の間にほぼ食べ尽くされてしまいました。


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ヒヨドリ(鵯)

分類 : スズメ目ヒヨドリ科  留鳥 又は漂鳥
分布 : 日本全土
生息地 : 平地~山地の林 農耕地 市街地 など
体長(全長) : 約28cm    スズメの約2倍
特徴 : 全体は灰褐色で、頭上と下面は青灰色、頬は赤褐色。
 一年中ごく普通に見られる野鳥です。
 ピィーヨ、ヒーヨとけたたましく鳴きながら
 庭木のツバキやウメなどを蕾のうちから食べてしまったり
 畑のキャベツやハクサイ、果実などを食い散らす嫌われ者です。
 しかし、ツバキやウメ、サクラなどの蜜を吸いに来て花粉の媒介役をするので
 あながち害鳥とはいえない面もあります。
 又、植物の種子の散布役もしています。
名前の由来 : ピィーヨと鳴く声の「聞きなし」からという説があります。
 「聞きなし」とは、動物や鳥の鳴き声などを人の言葉に置き換え、覚えやすくすること。

メモ=ヒヨドリは日本周辺にしか分布しない鳥だそうで
 地づきの留鳥と、渡りを行うものとがいて
 市街地などの樹木で繁殖し、周年見られるのは留鳥で
 群れをつくり、甲高い声で鳴き交わしているのは渡りをする鳥だとか。
 ヒヨドリの渡りは関門海峡や津軽海峡などで見られるそうです。



データなどは2017年2月投稿記事に加筆修正しました。


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バン(鷭)


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バン23-6z
左がオオバン(大鷭)右がバン(鷭)
この時期だけに見られる光景です。
やがてオオバンは繁殖地に旅立って行きます。


バ ン
(鷭

分類 : ツル目クイナ科  
  北海道~本州北部で夏鳥   本州中南部以南で留鳥
分布 : 日本全土
生息地 : 湖沼 池 河川 水田などの湿地
体長(全長) : 約32cm   ハトくらい
特徴 : 成鳥は黒い体で嘴(くちばし)は太く
 額(ひたい)と嘴は鮮紅色で、嘴の先は黄色。
 歩行に適した長い脚は黄緑色で、基部は赤い。
 幼鳥は全体が暗褐色又は淡黒色で額板はほとんどなく
 嘴も鈍い色をしています。
 浅瀬や地上を歩きながら昆虫類や植物の実などを探して食べます。
 仲間を威嚇するときなどは尾羽を持ち上げ
 尾筒といわれる白い部分を目立たせます。

名前の由来 : 一説によると「田の番をしている鳥」ということから。

メモ=黒い体は目立つようですが、枯れ草などの陰に入ると
 周囲の風景に溶け込む保護色になります。
 オオバンのように水かきは付いていませんが、上手に泳ぐことができます。
 1シーズンに1~3回繁殖し
 最初にふ化した若鳥が、次の子育てを助けることがあるそうです。




データなどは2019年1月投稿記事に加筆修正しました。


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タシギ(田鴫)


タシギ23-1z


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タシギ23-5z
我が家の横を流れる幅3メートルほどの川では
冬になると毎年どこかで出合える鳥です。
静かにしていると4~5メートルほどまで近づけてくれます。


タシギ(田鴫 又は 田鷸)

分類 : チドリ目シギ科  本州以南で冬鳥 北日本で旅鳥
分布 : 日本全土
生息地 : 水田、湿地、沼池など
体長(全長) : 約27cm  ヒヨドリくらい
特徴 : ジシギ類の代表格といわれる鳥で
 全身は複雑な斑紋模様で覆われ
 体上面は黒褐色味が強く、肩羽の白っぽい連なりが線状になっています。
 水田や沼地など湿り気のある所を好み
 枯れ草の中では周囲に溶け込む保護色になっているので
 見つけるのが難しいです。
 長い嘴(くちばし)を泥の中に差し込み、ミミズや甲殻類などの小動物を食べる。

名前の由来 : 名前の通り、田んぼで多く見かけるシギということから。

メモ=タシギは北半球の高緯度地帯で繁殖し
 冬はオーストラリアを除く世界各地の暖地に移動するそうです。
 九州中部では春秋の渡りの時期と冬季に見られるので
 旅鳥又は冬鳥になっています。
・冬鳥として近くの水路などで毎年見かける野鳥ですが
 昼間は物陰に潜んでいることが多く、見つけるのが難しく
 水田などの溝脇を通っていると突然「ジエッ」とか「ジュイッ」と鳴いて飛び立ち
 驚くことがあります。
・ジシギとは、シギ科のタシギ、オオシギ、ヤマシギ、アオシギ、チュウシギなどのこと。



データなどは2019年1月投稿記事に加筆修正しました。


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カイツブリの親子


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カイツブリpc2z


カイツブリpc3z


カイツブリpc4z


カイツブリpc5z


カイツブリの親子


カイツブリの卵が無事に孵(かえ)
5羽のヒナ(雛)の姿が見られました。

カイツブリは雌雄交代(番=つがい)で卵を抱いて温め
卵が孵ると親はヒナを外敵から守ったり、温めたりするために
親の背中に乗せたり隠したりしながら、泳いだり潜ったりするそうです。
生まれてすぐのヒナは、親から餌をもらいますが、
やがて親から餌の獲り方を学びながら生長していくそうです。
また、ヒナは生まれてすぐに泳ぐことができるので
親の背中から出て、泳いでいる姿を見ることができます。


前回の抱卵の記事から数日後にヒナが生まれている姿が撮れましたが
当人の怠け癖がでて、投稿が今日になってしまいました。
ヒナたちの今頃は大きく成長した姿を見ることができると思うのですが…。


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カイツブリの抱卵


カイツブリホウラン1z


カイツブリホウラン2z
人が近づいてくるのを察し、巣を離れる際に卵を周囲にある水草などで隠しました。


カイツブリホウラン3z

↑ ↓ 3葉は、撮影日、撮影場所、撮影角度は違っています。

カイツブリホウラン4z



カイツブリホウラン5z


カイツブリの抱卵

カモ達が旅立ち、静かになった自宅近くの溜め池(周囲はフェンスで囲ってある)
浮草の上でうずくまっているカイツブリが目に留まりました。
念のためにシャッターを押し、モニターで確かめたら抱卵している姿でした。
カイツブリの巣は葦などが生い茂っているような
あまり目立たない場所で巣作りをするものだと思っていましたが
溜池の岸から数メートしか離れておらず
周囲は何も遮るもののない場所で巣作りをしているとは驚きでした。

抱卵をしている姿を見つけたのは5月19日でした。
いつ頃に卵を産み、抱卵し始めたのかは分かりませんが
無事ヒナが孵(かえ)り、親子の姿が見られたらいいなと思っています。



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ヨシガモ(葭鴨)♂


ヨシカモ22-1z
↑ 1月下旬撮影。まだ三列風切の飾羽は見られません。


ヨシカモ22-3z
↑ 2月中旬撮影。ほんの少しだけ三列風切の飾羽が出ています。
(画像上でクリックすると大きめの画像が別窓で開きます)


↓ 3葉2月下旬撮影。三列風切の飾羽が鎌状に長く伸びました。
ヨシカモ22-4z


ヨシカモ22-5z


ヨシカモ22-6z


ヨシガモ
(葭鴨 又は 葦鴨)♂

分類 : カモ目カモ科  本州中部以南で冬鳥  北海道で留鳥
分布 : 北海道~四国・九州
生息地 : 広い湖沼、河川、内湾など
体長(全長) : 約48cm   オカヨシガモよりやや小さい
特徴 : 千島列島周辺や中国北東部、シベリアなどで繁殖し
 冬季に日本や朝鮮半島、東南アジアなどに南下して越冬。
 オスの体は全体に灰色をしていtて
 頭部は扁平で、頭部と頬線が赤紫色。
 また、眼の後方は光沢のある暗緑色で後頭に冠羽があり
 ナポレオンの帽子のような形をしています。
 首は白く、黒い首輪があります。
 後方の三列風切(黒色に白い条が入っているもの)が飾羽になり、鎌状に垂れ下がります。
 下尾筒は黒く、側面に黄白色の三角斑が見られます。
 嘴(くちばし)黒色で、付け根に白斑があります。
 メスは全体が茶色っぽい地味な色合いで、他のカモ類のメスに似ています。

名前の由来 : 葭(よし)が生えている様な茂みで巣を作ることから。

メモ=自宅近くの溜池にハシビロガモの群れに混じって1羽のヨシガモが入っているのを見つけました。
 この溜池でヨシガモが入っているのを見つけたのは2019年1月以来でした。
 前回はたった一度の出合いでしたが、今季は何度か見ることができました。
 多分同一個体だと思い、換羽の途中の画像を並べました。



データは2017年3月投稿記事に加筆修正しました。



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早春のカイツブリ


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カイツブリ22s-5z


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カイツブリ22s-4z



早春のカイツブリ(鳰)



自宅近くの溜池を通ったら、この池に棲みついているカイツブリが
何時もとは違った澄んだ高い声でピリッピリッーとしきりに鳴いていました。
手元のカメラを望遠仕様にしてカイツブリを追ったら
2羽がお互いに鳴き交わし、一方を追いかけたり離れたりしていたので
繁殖前の行動ではないかと思いました。
カイツブリのメス、オスの違いを手元の図鑑やネット図鑑で調べたら
雌雄同色なので、メス、オスの見分けは困難とありました。
この画像の一方は、首の上の羽色が夏羽に近い濃い色をしていますが
こちらをオスとは判断できないようです。



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プロフィール

トッコス爺

Author:トッコス爺
ご訪問頂き有り難うございます。

老い先短い爺が暇つぶしとボケ防止を兼ね、身の周りで咲く花やチョウ、トンボなどの昆虫、野鳥などをヨボヨボした足取りで見境なく撮り歩き、ブログに投稿するのを1日の楽しみにしています。
生物学者でも園芸家などその道の専門家ではありませんから、投稿前に手元の図鑑やネット図鑑などで名前を調べています。これも楽しみのひとつになっています。
しかし、個々の記事などは、日々衰えていく脳みそが少しでも活性化すればと思って調べた書置きみたいなものですから、間違った記述もあると思います。もし、間違っていたら、それは老いぼれ爺さんの勉強不足のせいなのでありますから、大目に見てくださると有難いです。


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